2018年8月24日
朝9時の予約だったため、少し早めに8時過ぎには自宅を
一人ででました。家内と二人で休むのは中々難しいので
受付を済ませ待っていると呼吸器外科は空いていたので
すぐに呼ばれ、紹介状と画像を見ながら険しい表情で
血液検査・検尿・レントゲン・CTを指示され順番に向かうことに
約2時間ほどで検査も終わり、再び呼吸器外科の診察へ
結核の可能性、肺がんの可能性を指摘され、同時に
副腎の肥大化を指摘され、引続き、検査が必要との見解でした。
当日中に、呼吸器内科を受診する様にとのこで少し待ちますが
早い方が良いとの事で、呼吸器内科で今の主治医医に呼ばれ
「肺のモコモコと副腎の肥大がありますが、CRPの数字が異常に
高い、大丈夫ですか?だるくありませんか?」と言われ
「メッチャだるいです。座っているのもやっとですと」
答えた所で初めて涙が、溢れてきました。
主治医から、「今日、CT撮りましたが、もう一回造影CTで脳も含め取ります。」
それと、痰の採取を今日を含め3日やることも決まりました。
段々と尋常ではない状況を、今起きている現実をどう受け止めたら良いのか?
もしかすると結核かもしれないと自分に言い聞かせ、造影剤を注射しCT撮影し
みたびの診察室へ向かいました。
主治医 「脳と肝臓には転移は無いみたいですね」と
私 「えぇ、肺がん確定ですか?」
主治医 「確定させるために検査・生検が必要ですね」
私 「・・・・」
主治医 「進行が速いと思われるので、検査を詰めますのでいつから入院できますか?」
私 「最短でお願いします。」
この辺のやり取りは、頭の中が真っ白でほぼ覚えていないです。
8月29日から、気管支鏡検査(肺組織採取)、CTガイド下検査(副腎組織採取)、
骨シンチ、心電図、エコーの予定となり、約1週間の入院を告げられました。
帰りにどの道を通って帰ったか覚えていない等のくだりを耳にしますが
そんなこと無いだろうって、疑っていましたが
そんなこと有りました、気が付いたら自宅の玄関前に立っていて
家の中に入った途端に、声を出して号泣してしまいました。
家内に「家に帰って来たら泣けてきた」とメールすると
家内は何かを察したのか飛んで帰って来てくれました。
そして二人で抱き合って号泣しました。