2012年8月11日
 
    昨年の夏に続いて昨日からドイツに来ている。
    昨年はゲーテの足跡をたどり、彼の自伝「詩と真実」全4冊を携え、生誕の地フランクフルト、「若きウェルテルの悩み」の舞台ヴェッツラー、学びの地で「ファウスト」の地下酒場のモデルもあるライプツィヒ、大臣にもなった終焉の地ワイマール、彼も度々訪れているハイデルべルク等を訪ね歩いた。
    そして、今年のゴールデンウィークにゲーテの3回のスイスの旅の足跡をたどり、昨年5月の「イタリア紀行」をたどる旅をふくめた「ゲーテの足跡をたどる旅]に一区切りをつけた。
    しかし、涼しくしかも都会好きの私を満足させる国ということで、夏休みにまたドイツに来てしまった。
    今回は40数年前に経験したライン川クルーズと、北ドイツの「ハンザ同盟の諸都市」、グリム兄弟に因んだ「メルヘン街道」の都市を訪ね、これも40数年前に訪れたハンブルクに滞在するというごった煮の旅となる。
    何はともあれ、到着したのがフランクフルトなのだから、日本の2時を過ぎてはいるが、ゲーテの銅像に挨拶に行って来た。


    帰り道に欧州中央銀行の前を通った。ユーロのモニュメントもなぜか空しく大きい。


    フランクフルトでは昨年に続いて駅前のPUREというデザイン・ホテルに泊まった。朝食も魚介類等が充実し、パンも美味しい。



   ライン川クルーズに乗ろうとマインツまで列車で行くと、コブレンツ行きの船は出港した後。仕方がないので列車でザンクト・ゴア一まで行き、反対向きのクルーズに乗った。


    すぐローレライの岩山に差し掛かると、ローレライの音楽が掛かる。3,4力国語の放送があるが日本語がない代わりに中国語があった。


    しばらくして川の中洲にあるプファルツ城を通り過ぎた。


    リューデスハイムで下船し乗ってきた船を送る。


    ここはワインで有名な町で、「つぐみ通り」というワインケラーとお土産屋の通りがある。


    リフトが丘の上まで運転している。


    丘の上からのライン川の眺めは絶景だった。