ムンバイ最後の観光は「エレファンタ島」。インド門の前の桟橋から、貸切の船で1時間余りで到着する。
島の長い桟橋はミニSLが走っているので少しは暑さがしのげる。
しかし、エレファンタ石窟群まで、100段以上の石段を登らなければならず、暑くて湿気があるので、今までのインドの観光地と異なり、汗が流れる。
「エレファンタ石窟群」(マラーティー語)とは、ムンバイ近海のアラビア海に浮かぶエレファンタ島にある石窟寺院のことである。シヴァ信仰の中心地であり、グプタ朝時代に建設が始まったとされる。1987年にUNESCOの世界遺産に登録された。
現在のカルナータカ州を治めたラーシュトラクータ朝(753年-982年)時代から残る彫刻がある。列柱ホールの最深部の壁面に残る3面のシヴァ神は、高さ5.7メートルある。
石窟寺院は、面積は約5,600平方メートルあり、東西の祠堂とメインの列柱ホールから構成される。エレファンタ島に残る多くの彫刻は17世紀に、ポルトガル人が銃の練習の標的として用いられてきたこともあり、往時の外観を損なっているのが残念だ。(ウィキペディアより)