例年、年末年始は子供達4家族が押し寄せて我が家は合宿所と化すため、その前に我々2人は海外で羽根を伸ばすのだが、今年は近場の温泉旅館でのんびりすることにした。
11月の経済同友会 サービス産業活性化委員会で御講演頂いたサービス産業革新推進機構の内藤 耕 代表理事は、旅館に造詣が深く、著書も多いので、近くで素晴らしい旅館はありませんかとお尋ねし、南房総市の「網元の宿 ろくや」を紹介してもらった。
サービス産業の生産性改革で参考になる中堅企業を探していたので勉強にもなると思い、年末の忙しい時期なのに内藤先生に無理を言って予約して頂いた。
まずは内藤先生の「日経ビジネスONLINE」の「房総半島にあるのに海が見えない民宿の復活劇」ーー 千葉県南房総市「網元の宿 ろくや」のサービス改革ーーの記事で事前勉強。
ここからは観光のお話だが、28日(月)の朝、京葉高速道路、館山自動車道、富津館山道路を通って鋸南保田ICで一般道路に出て、まずは12月11日にオープンした「道の駅 保田小学校」に行ってみた。126年の歴史がある小学校が昨年廃校になり、そのあとを道の駅にしたという施設だ。オープンしたばかりで皆さん一生懸命に対応してすがすがしい。
中にあった鋸南町の観光案内所で近くの見どころを聞き、水仙ロードを往復した。また、年末で休館なのはわかっていたが、菱川師宣記念館(鋸南町が生誕地だそうだ)と「道の駅きょなん」が隣同士にある所で見返り美人の銅像をみる。
千葉県観光マップで近くの観光地を探し、崖観音と那古観音に行ってみたら、2～3年前日曜日のテニス仲間と南房総にゴルフに行った折に見てしまっていた。近くに行くまで気がつかなかった。崖観音は工事中なので那古観音をもう一度見学した。
ちょうど良い時間になったので、「網元の宿 ろくや」に行き、荷物を置いて海岸に行ってみた。
菊池 寛がこの岩井海岸で詠んだ歌碑があった。夕暮れの富士山が綺麗にみえた。
宿に戻り、渡邊丈宏社長にいろいろ御苦労話を伺った。まだ41歳ということで、将来が楽しみだ。
夕食は「少量美味プラン」を予約していたが、素晴らしかった。リピーターが多いのも納得できる。
