本日(1月20日)12時30分から16時まで、NPO法人 日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク 主催の 新春シンポジウム2014「女性役員の登用とコーポレート・ガバナンス」なるシンポジウムのパネラーとして登壇してきました。
 実は日本の上場会社 3,532社のうち、会社法上の役員(取締役、監査役、執行役、いわゆる執行役員は除く)で女性が3人以上いるのは25社しか無く、ルネサンスはその25社に入るということで選ばれたそうです。
 大変名誉な事ですが、正直そんなに少なかったかと驚きました。
 アベノミクスの女性の活躍の最先端企業と位置づけられた訳ですが、自由に話してくれて結構だと言うのでパネラを引き受けました。
 会は森まさこ 内閣府特命担当大臣(男女共同参画)の30分の講演で始まりました。
 最初のパネルディスカッションは、私が呼ばれた趣旨とは違う、大会社の女性執行役員の方3人のパネラーが福島敦子キャスターの司会の下、1時間20分話すというものでした。
 次の1時間20分は、私達の番で、女性弁護士の金野志保さんの司会の下、首都大学大学院教授の松田千恵子先生(上場会社3社の社外取締役をしている方)、ジャスダック上場の いちごアセットマネジメント代表取締役社長の日本語がめっぽう上手なアメリカ人の スコット キャロンさんとルネサンス会長の私で、何のことはない、大臣を含め、アメリカ人のキャロンさんを除いて、全員やり手の女性で、普通のおじさん会長は私だけという不利な布陣でした。
 こうなると、私は開き直る癖があり、アマチュア落語家に戻り、言いたい放題楽しく話して来ましたが、200人の観客(女性が半数)は結構笑ってくれたようです。
 ルネサンスを評価して笑ってくれたのかどうかは知りません。
このネットワークの会員で、当社の女性取締役専務執行役員の堀田さんが最初は心配そうに聞いていましたが、笑い転げていましたので、上首尾だったのでしょう。
 これで、私の高座ネタも、「サービス産業」、「健康づくり」、「企業内ベンチャー」に加え、「ダイバーシティー」が加わりました。

堀田利子 ルネサンス取締役専務執行役員のコメント

 ルネサンスの取締役会においては、社内会議では経験できない緊張感があります。ジャーナリストとして国際的に活躍されている女性社外取締役を始め、社外監査役として超大手企業の専務経験者、女性国際弁護士、非常勤取締役として大株主DICの現会長が出席し、議題案件に対して容赦のない質問や指摘をされます。また、理念経営、グローバル経営等々の視点で活発なご意見を述べられます。経験豊かな社外取締役・社外監査役の皆様には、心より感謝申し上げております。