以前、パリではスリ対策でリュック禁の話↓をしましたが...
他にもでてくる難関、それが駅の自動切符売りマシンでの切符の購入です。
明らか観光客だと、大きい街でよくあるのは移民ぽい人がマシンの横にドヤ顔で立っていて、まず ん? って思うところから始まります。
慣れないフランス語はじめ外国語での切符購入、一回券だの10回券だの1日券だの数日券だの...いろんな種類、価格の切符がずらりとメニューに並んでおり、初めての人はほぼ100%、ええとぉぉぉーっとなります。
スマホで調べながら買うことも今ではできますが、そうやってモタモタしているうちに移民ぽい人がズイっと介入してきます。
あんたどこ行きたいの?どの種類の券買いたいの??
それならココ選んで、次ココ選んで...
と、頼んでもいないのに親切に説明してくれます。
ここらの国で、ただで親切にしてくれるなんて怪しい以外の何モノでもありません
ここで素直に言いなりに切符を購入すると、確かに欲しかった正しい切符は買えるものの。
ここで移民ぽい人、
説明したんだから、お金ちょうだい!!!
と付け込んでくる作戦なのです。
これ対策には、説明しようとする謎の人には毅然とした態度で 結構デス!キリッ とどこかへどくまであらかじめ追い払うか、
購入まで至っちゃったにしても頼んでしてもらった説明ではないので、ありがとうといいつつ お金はあげられんよ!!! という態度で良心をいためたりせずどんどん離れましょう。
この人っち、個人個人で勝手にやってるわけでなく、集団で行動していてボスとかいたりします。
お金稼がないと怒られたりするのか知らないですが、この人っちお金くんなそう...と悟れば基本的にはどんどん次のターゲットへ移ります。
とはいえ、一人対複数人だったり、なんとなく不安だったら、もうあきらめてチップと思って少額あげちゃうのも手かもしれませんが※悪の組織への献金となってしまいますが...
↑この手の改札での移民系お金ちょうだい系はよく出くわすかもしれませんが、怖いなと思ったのは数人の子供からの囲い込みでした。
これは都心とくらべると地方で、他の人が周りに少ないバージョンでのこと。
切符を買おうとすると、マシンで操作している私を取り囲む数人の移民系の子供たち...
なんだろなんだろ、コワイわと思っていたものの、もう操作し始めちゃったし切符買わなきゃなので、買った次の瞬間。
おつりの出口にガバっと手を突っ込み、ジャラっと落ちてきた小銭を回収し、猛ダッシュ!!
それこそ大きな額ではないものの、こういうことかぁーと彼らの狙いを理解したと同時に、上手に罠にハマった自分にガッカリしましたね
彼らはもう教育されていて、切符マシンではこうしてお金回収、なんなら電車に乗り込んで囲んでスリを働く、ということを常習的にしているようでした。
彼らが大人になったらまた子供に同じことを教育していくんでしょうか、恐ろしい。悲しい。
けどこんな目にはあいたくないので、夫に聞いた対策としては、ほんの少額の切符購入でも、カード払いにすることなんだそう。
それもカード盗られそうで私は怖いんだけども
長距離の電車はオンラインであらかじめ購入できるし、パリだったら日本のスイカみたいなチャージ式カードがでてきたので、安全そうなところでチャージしておく、てのがあえて言えば予防策。
地方は地方でこうしてどんくさそう人間を狙うスリ集団はいるので、どうか皆様お気を付けて。