コロナ感染症パンデミック以来、数年ぶりの帰国をしてきました。

帰国した当時、3月末での状況で、3回のワクチン接種が済んでいたので自分は必要書類の提示で隔離なしで帰国時間を過ごすことができました。

厚生労働省のホームページに必要書類について随時最新情報がのっています。

とはいえ、コロナ禍になって以来の帰国なのでどこかで申請書類の不備があるとせっかく日本に上陸しても送り返されかねません。

曖昧な理解なところ、不明なところは在住しているベルギーの大使館に問い合わせるなどして、疑問点をなくして自分なりの万全の準備をして無事に帰国することができました...が、結構書類をそろえるのに疲れました(笑)。

 

現在は、自分の利用する成田国際空港でもオンライン上で事前手続きを済ませられるファストトラックというシステムが導入されています。

 

 

指定のアプリをインストールし、アプリ上で書類の提出、審査を進め、前日までに審査がとおるか確認できるので気持ち的にかなり安心度のあがるものですのでこれから帰国する方はオススメです。

ちなみにこのアプリで必要書類が全て審査され承認されていると、日本へ到着後、空港の手続きはアプリ無しの方に比べてかなりスムーズだったと思われます。

 

必要書類でとくに心乱されたのが、出国前72時間以内のコロナ陰性証明でした。

政府の指定しているフォーマットと、ベルギーではブリュッセル空港の発行している証明書のみが承認の対象となっていました。

我が家はブリュッセル空港からは遠い田舎住まいなので、政府指定のフォーマットでフランス語表記がされているものを、かかりつけ医に依頼して記入してもらい、提出しました。

 

※ちなみに、PCR検査を受ける機関と、書類を記入する医師が同一の機関や人物であることは義務ではないと問い合わせの上確認していて、私は地域の検査機関でPCR検査を済ませ、いつものホームドクターへ書類記入をしてもらっています。

 

そのためにはまず、かかりつけ医に確実に記入してもらうよう事前に受診の予約をとります。※受診費用は自己負担です。

PCR検査を受け、結果が翌日出るのを待ちます。←この時点で、出国二日前となってしまいます。

残り二日でこの書類を完成させアプリに審査依頼するのですが、受診日にいつもの主治医が休暇中で、アシスタントDrが対応していました。

日本の指定するフォーマットに記入してもらったものの、日付の記入方法、記入日時に不備があることをアプリに申請後、自身で気づいてしまいました。

※これからもしホームドクターで書類を記入してもらう予定の方は、あらかじめ正しい記入をした見本を用意して、医師に確認してもらいながら写すようにしてもらった方が確実かと思います。

 

不備があったにもかかわらず、アプリでは陰性証明の内容が承認されてしまい(笑)、再提出することはできませんでした。

が、万が一日本上陸後、陰性証明の原本を提出しろとなったときに問題になる可能性があると思ったので、再度ホームドクターに連絡し、予約はもう当日とれなかったので飛び入りで失礼覚悟の上、書き直しをしてもらい、なんとか済ませることができました…

 

フライト当日、出国前にチェックインカウンターでこの陰性証明をじっくり確認されます。

おそらくこの時点で不備があったらアウトでしょう。

恥をしのんででも書類書き直してもらってよかった...。

 

日本上陸後は、ベルトコンベア式に手続き会場を流されます。

アプリでの事前審査の承認が済んでいると、アプリ起動時の画面でそれがわかるのですが、その画面提示のみで審査会場をズンズン通過することができました。

結局、オリジナルの各書類原本の提示や提出をもとめられることは私の時はなかったです。

 

唾液でのPCR検査をし、その結果待ちするのが一番時間がかかるものでした。

陰性かどうかは、館内アナウンスで割り振られた番号を言われるのを聞いての確認なので、集中して聞いていないと聞き逃しそうでちょっとハラハラします。

 

 

これから帰国予定の方、ストレスのかかる準備の数々ですが頑張ってください。