フランスて1/6にガレットデロワを食べるイベント、お隣の国ベルギーでも我が家の近辺ではメジャーなイベントで、かつ北部のフランドルでも家族によっては行うそう。

ちなみにお正月から毎日2人で4人分サイズのガレットデロワ食べ続けてます(笑)

本日のはこちら↓



リンゴ入りなのでフランジパーヌというクリームオンリーよりは軽めでアップルパイ寄りの味でしたよだれ

さてこのイベントは通常、こうして毎日食べまくるものではなくて1/6日に食べるものなのですが、我が街…いや我が村ではその翌週の月曜日に、ウサギ料理を食べる謎の風習があります驚きびっくりマークびっくりマーク

そもそもウサギを食べる習慣が日本にはありませんが、ここでは七面鳥をクリスマスにこぞって食べるように、この月曜日にウサギをこぞって食べるのです昇天チーン

その名も、タイトルの通り、Le lundi perdu. 失われた月曜日といいます。
なんかもういつ始まったか確認するのが難しいくらい古い風習(西暦1200年代の記録にあったとかなんとかレベル)らしいです。
このおかしな名前の由来は、ここの人たちがこの日を祝うために月曜日に全く働かないのを目撃した、他の地域(フランドル地方の人)が、ドリフのいかりやさんのごとく、「ダメだこりゃ」と、この月曜は仕事にならない無駄な日というぼやきが語源なんだそーな。(←私のフランス語読解力が合ってたらの解釈です、フランス語でしか信憑性のある説明があんまりでてこなくて笑)

これまで、ベルギーにきて間もない頃に一度お試しにウサギを食べて以来、このイベントのことよく知らなかったり、知ったあともウサギの肉の扱いもわからなかったりで、ウサギ肉もこのイベントも完全スルーしてました。
夫も、フランス語圏生まれですが出身がこの集落でなかったのでこのイベントに興味無し。

ですが今年、たまに利用するお総菜屋さんでこのウサギ料理を予約販売するっていうので、この日にここの住民はウサギのどんな料理を食べるのか気になって注文して、初めて食べてみました凝視

それが コ  チ  ラ…↓

手前にベルギー人得意のジャガイモがゴロゴロと入っています。
お肉らしきものがウサギ。
伝統のレシピとかで、プルーンとレーズンといんげん豆が一緒に煮込まれてます。

気になるお味は、鳥肉に近い。
クセはなくて、モモ肉はわりとプリっとしていて他はアッサリ。
鳥もも肉と鳥むね肉に近いです。
ソースがかなり甘くて、う~ん苦手っ不安

国内のリエージュという地域に、肉団子のリエージュソースがけという料理があるんですが、それも甘々ソースなのでなんとなくその肉団子のことを思い出しました。

ピラフのレーズンとか、酢豚のパインとかは全体的にはしょっぱ味だからか?大丈夫なのですが、このウサギ料理は終始甘くて、糖質制限してる人がウッカリ食べたらショックで狂うレベルの甘まとめ料理です。

もっとあんなソースやこんな調理したら美味しそう…とは思うものの、鳥肉や七面鳥のモモ肉やむね肉でいいやってなるので、やっぱりウサギは今後もこんな機会でもなければ食べないな…と思いました昇天

だいたいなんでこの日を祝うのかも、ウサギが肉に選ばれたのかもよくわかりません無気力
頑張ってフランス語の説明文読んでみようかな…大あくび

広い世界、いろんな動物を食べる文化がありますねぇ…にっこりトオイメ

日中は久々に遠出してユニクロ(←笑)行けてちょっと嬉しかったです。
ではごきげんよう花