封切り日に観ました。

原作付きなのを知らなくて、ただただガッキーを観に。

 

①ガッキー

 劇中、どこの場面か忘れましたが、ガッキーがガッキーの声でしゃべっているところがあって、オッと思ったり。

 番宣のガッキーの、脱力気味な「行ってらしゃーい」が問題解決後のラスト付近なんだろうなと思っていましたが、違いました。

 終盤に明るい(清楚な)「行ってらっしゃい」があるとは思わず。

 

②「人生変わるね」

 パワーワードです。

 誰にでもある、人生のターニングポイントを予感させる素敵なセリフです。

 

③原作

 場面と場面のつながりに違和感を感じるところがちらほらあったのですが、原作マンガをつまみ食いしているからでしょうね。

 会話の言葉選びがちょこちょこ変な感じで、無理してマンガやアニメ的なものに合わせようとしているのかなと思っていましたが、これも出自がマンガということが分かって、そういうことかと納得しました。

 

④映画のつくり

 アングルが凝った感じでした。ドラマとの違いはこういう労力(お金も)に現れるんだなと感心してみたり。

 主演の女の子のトラウマ描写が時間経過と共にスッと失せていくのは妙なリアリティがありました。引きずっていない。生き続けていく、ということへのメッセージだと思います。

 ガッキーの他に番宣の歌を期待していったのですが、劇中もエンディングにも現れずにがっくりでした。後で調べたらインスパイアソングというのですね。

 

⑤まとめ

 淡い水色の空をよく映していて、無理をしない、奇をてらわない、時間を止めない、いい映画でした。

 大人も子供も頑張っている映画です。