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英語の学習法として＜新・既＞、＜文字・音＞と分けることを話してきました。
具体的にはこんな感じの分け方です。
| ／ | 新 | 既 |
| 文字 | 長文読解 | 速読 |
| 音 | リスニング | 単語・文法 |
表を見ると分かるように、受験の上ですぐに役に立つのは左側の＜新＞の方です。
リスニングがない場合、＜新＞の＜文字＞だけでも即戦力になります。
ですので受験の上で力を入れるべきは長文読解です。
しかし、この区別は一応のもので、実際は4つの要素が複雑に絡み合っています。
難関レベルや留学を目指すなら4つの要素をどれ一つないがしろにはできません。
＜新＞素材で基礎を固め、＜既＞素材で生きた英語力を養う、
というような概念です。
お分かりいただけたでしょうか。
では次回から具体的な学習法についてお話しします。
英語を習得する上で大切なのは素材となる英文の＜新・既＞のコンビネーションだと思うんです。
＜既＞…既に知っている英文で慣れとスピードを増す。
＜新＞…未知の英文に触れて認識力を増す。
どちらか一方だけでは使い物になる英語力は養えません。
たとえば
同じ英文を毎日繰り返し音読するだけでは、
英語に慣れることはできてもリスニングテストで点は取れません。
毎日新しい英文を読もうと英字新聞を購入したとしても、
歯が立たないレベルの英文では長続きしません。
＜既＞を反復すること、毎日＜新＞に触れること、
両方組み合わさって英語の総合力がつくと思います。
特に英語初学者の場合、＜既＞の反復がとても重要になってくると思います。
ALL IN ONE、DUO、速読英単語(Z会)、
などの良い例文を繰り返し読むこと(黙読と音読)で、
英語の慣れを作ると良いと思います。
