「仕事なんだから仕方がない」

「仕事なんだからやるしかない」

この言葉を何回聞いたことか分かりません。


今日もあちこちから聞こえてくるこの言葉を、どうやって気持ちの落ち着く場所に置くのでしょうか。





社会人として働いていると、理不尽なことや、無茶な出来事がそれこそ火の粉のように降り掛かって来ます。



早く帰らなければならない日に限って

 ・お客さんに捕まってしまう。
 ・終わる気配のない会議に参加している。
 ・突然起こったシステム障害。



休日の予定だって

 ・月曜朝一で見積もりを出さなくてはならない。
 ・作業依頼を出すための資料を土日に作らなくてはならない。
 ・開発スケジュールが遅れていて休日も対応しなくてはならない。
 ・システムのテストが土日しか出来ない。



普段の仕事の中でだって

 ・前任者の見積もり工数が根拠がなくて、自分が責められる。
 ・技術的に自分より詳しいパートナーやメンバーと仕事しなくてはならず、小馬鹿にされる。
 ・自分の力量に合わない仕事を振られ、出来なくてもやらされる。



考え出したらきりが無い‥


「嫌だなぁ」

「やりたくもない仕事なのに」

「自分のスキルでは手に負えない仕事なのに」

「このお客さん嫌いなんだよなぁ」

「あのメンバー自分に冷たいんだよなぁ」






最初は小さなストレスが、やがて大きなストレスに変わります。



なぜなら僕らの仕事は短期間で終わらないからです。

この業界のプロジェクトは半年から数年のものが多く、スポットの作業は少ないのです。


「嫌なことでもやがて終わる」

確かに終わります。

しかし、その期間のなんと長いことか。


そんな時の魔法の言葉。


「仕事なんだから仕方ない」

割り切れますか?

少なくとも自分には出来ません。


平凡過ぎる僕は

仕事なんだから何としてもやり切るぞ!
というようなモチベーションも、


このピンチをチャンスに変えるぞ!
という前向きな発想も、空振りしてしまうのです。


自己啓発本のようなノウハウ本やネット記事を読んでも、その瞬間はやる気がでても、実生活に応用できなくてやがて陳腐化してしまう。


こんな経験や悩みはありませんか?



現実的な解決策もなく、出口の無いトンネルをず〜っと歩いているような感覚。
でも養う家族がいるし、転職も考えられない。
自分の性格だってそんな劇的に変えられない。



あなたは一人じゃないし、それで良いんです





仕事なんだから仕方がないと言う人も、その言葉が無いと気もちのやり場が無いだけなんです。
考えてる事はあなたと同じなんです。


自己啓発本を読んで実践してる人も、心の何処かでは、いつ魔法が解けるか不安なんです。


そんな自分の気持ちに正直に生きてる証拠なんです。


仕事なんだからしかたかない。
それは会社の雇用主が、労働者を都合よく使うための洗脳の言葉なのです。


ならば、我々労働者にも仕事を選ぶ権利があるし、力量に合った仕事を分配する責任が管理者にはあるのです。


労働者に無理をさせて、この仕事が出来ないなら、うちの部にはいらない。うちの会社にいらない。と言うのはそもそもおかしな話なのです。

採用のときにそんな条件は無いはずですし、きちんと説明も無いはずです。







言葉としては分かっても、実生活での実践が出来なければ意味がありません。


しかし、その実践は簡単に出来るものではありません。
僕自身も日々考え、リアルタイムに発生する理不尽に立ち向かっています。


もう少し考えがまとまったら、ここに書いてみたいと思います。


ここまで読んで頂いて有難う御座います。
それでは。