うちの娘はただいま中学3年生。
そろそろ自分の進路について考えるタイミングではある。
が、深く考えてはいない。
っていう感じ。
私自身は、特に誇れる学歴がないまま、就職氷河期に社会へ出た。
その後、第二新卒っぽい感じで、超高学歴の人たちが集う東京の会社に総合職としてなぜか入社した。
そのエリートさん達が集う会社に入ってから、勉強をしてこなかったことで恥ずかしい思いをたくさんしている。
最終学歴を面と向かって笑われたこともある。
普段から同僚の日常会話についていけず、学生時代に全く勉強しなかったことを何度も後悔していた。
そんな実体験をふまえても思う。
学歴(学力)はあるに越したことはない。心の底からそう思う。
私がいま夢中になってみている旧ジャニーズのtimelesz追加メンバーオーディションには、一橋大に通う大学生が参加している。
彼は昔からアイドルに憧れてはいたけれど、学業を優先させた生活を送ってきたという。
そして、自分がやりたい仕事はアイドルだと考え、一般企業への就職活動をせずに、今回のオーディションに集中という異色の経歴の持ち主。
SNSをみていると、彼に対するコメントは他の候補者とはちがうものが目立つ。
黄色い声援は控えめで、純粋な応援コメントが多い。
思わず笑ってしまうおもしろコメントや男性と思われるコメントも多い。
#俺たちの篠塚
そう応援されているのをXでみて納得した。
ダンス未経験の彼が、努力する姿。
ふとしたときに見せる、かしこな姿。
芸術が爆発したような筆跡の直筆メッセージに、吹き出した人も多いと思う。
彼は強みと弱みがわかりやすい。
旧ジャニーズに関心がなかった層にとっては、アイドルの原石を見守るのではなく、冒険マンガの主人公を応援する気持ちなんだと思う。
「ああ、あの子ね」配信をみはじめてすぐ私が覚えた候補生だった。
篠塚さんの個人動画の再生数やコメント・いいねの数は、3次審査の時点では候補者の中でもけた違いに多かった。
1位、2位通過のアイドルとしてポテンシャルが高そうな子たちより、多くの人の目に留まっている。
今まで男性アイドルに関心がなかった人たちも、彼の個人動画を見ているとしか思えない。
そんな彼は昨日、ぎりぎりに近い順位で3次審査→4次審査に進んだと発表された。
4次審査の模様は来週からはじまる。
Netflix予告で現メンバーの菊池風磨さんが「俺は、死ぬほど売れたい」と候補生たちにおっしゃっていた。
今より売れたいということは、人気男性アイドルという枠ではなく、SMAPや嵐をこえる国民的アイドルを狙っているのだろう。
国民的アイドルを目指すなら、アイドルに関心がない人たちを老若男女問わず巻き込まなくちゃ!

私が事務所のスタッフだったら、多くの視聴者と同じように篠塚さんを推したい。最後の一人という枠でいいから、彼は押し込んでおくべき人材だと思う。
アイドルファンだけじゃなく、アイドルに関心がなさそうな人にも届きそうなキャラなのが一番の理由。
一橋大・ネイティブな大阪弁・背が高い。一度みれば覚えられそうなタイプというのは、とても大きい。
高学歴だからクイズ番組で活躍できるとか、そんなことは当たり前。
それだけじゃない。
いやらしい話で恐縮ながら、大声で口にだしてみよう。
↓ここから下に書いたことは、削除しました↓
3次審査合格後、SNSで篠塚さんが大・大人気になっているようです。
私のアホな妄想が若いお嬢さんたちに悪影響を及ぼしてまわないか心配になってきたので、削除します。
お付き合いくださった方、ありがとうございました!
↑ここから上に書いたことは、削除しました↑
ということで、篠塚さんを採用することは勝算がある投資だと思う。私だったら全ベットしたい。
彼がtimeleszの正式メンバーになる日がきたら、きっとtimeleszは大きく動き出すはず。
そうでしょ、あの時、私がそう言ったでしょ?
いつか夫にドヤ顔で言いたいがために、夫に熱く語った内容をブログに残しておきたい。

高学歴のメリットについて、もちろん娘に話していますが、まーったく関心がありません。その気もやる気もなさそうです。わが家は早々に、元気に毎日過ごしていればよし!に方針転換しました。
篠塚さんの親御さんと私は、たぶん年代が近いと思います。
東京在住の彼が、タイプロの二次審査を大阪で受けているんです。
夏休みだったのかな?
彼の親御さんが「就職活動をやめて、アイドルのオーディションを受ける」といわれたとき、どれだけ驚いたかを想像すると…。
驚きすぎて声も出なかったことでしょう。
ましてや、あれだけ話題になった旧ジャニーズです。心配しかありません。
それでも、篠塚さんの親御さんが今のSNSをみたら、絶対にうれしいと思います。
私だったら泣きながらスクショをとってしまいそうです。
そうであってほしいな、親御さんとケンカ状態じゃないといいな。
ちなみに、超高学歴な人たちの中で働くって、ビビリだけど神経が図太い私にはメリットしかありませんでした。
もちろん嫌な気持ちにもなりましたが、それは自業自得ですから。
こんな世界があるんだ!と今まで自分が知らなかった世界を味わえて新鮮でした。
当時の私は、みんなに学力が低いと周知されているからこそ、何かちょっとやっただけで「あいつは〇〇ができる」と加点ポイントになりました。
わからないから教えてくれと言いまわっていたら、優しい人たちがたくさん助けてくれました。
高学歴で育ちもいいジェントルマンな同僚たちは、性格もいい人たちが多かったです。
逆に東大出身の人は大変そうでした。
「東大のくせに」って冗談っぽく使いたがる人が一定数いたことを今でも覚えています。
冗談であってもご本人は嫌な気持ちだったでしょうし、気の毒に思いました。
高学歴の人たちの間には、見えない何かがあるみたいです。
