日本株が大暴落し、シャレにならない大打撃を受けている私の話 | のんきな3人ぐらし

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夫と中3の娘と3人でその辺のマンションに住んでいます。株式投資に夢中で、ブログの更新をサボりがちです。

 

今週はプロもアマチュアも、投資家みんなが驚いた日本株マーケットだった。

歴史に残る週なのはまちがいないから、恥を記録に残しておこうと思う。

 

本気で日本株の勉強をはじめて、早いもので2年弱。

私はいい年になるまで経済や金融にまったく関心がなく、振り返ってみても怖いくらいに無知だった。

本当に何も知らなかったから、今でも膨大な時間をつかって投資や経済の勉強をしつつ、へそくりを元手に日本株の短期トレーダーとして活動している。

 

歴史的な大暴落日となった8月5日も、9時から15時までずっとチャートを見ていた。

不穏な空気がただよいはじめた先週も、ずーっとチャートを見ていた。

 

まさに自業自得。
私はマーケットに対する警戒が甘すぎたんだろう。

逃げ遅れた私の証券口座は、見たこともない赤字が並びまくっている。

すっかり麻痺してしまっているけれど、普通に考えたら気が狂いそうになる含み損額を抱えてしまった。

 

 

 

株式投資の世界には、初心者が手を出してはいけないといわれる「信用取引」という手法がある。

保証金(株でも可)を出せば、証券会社がお金を貸してくれて保証金額の3倍まで株取引ができる仕組み。

私は株をはじめて1年後くらいから、少しずつ「信用取引」を使っていた。

 

いつもはそんなことないのに、よりにもよってこのタイミングでーーーーと言い訳をしたくなるけれどそれが現実。投資は自己責任。

 

日本株が歴史的な大暴落した8月5日の夕方、証券会社から「追証(おいしょう)」という名の、保証金が足りないのでお金を振り込んでくださいという連絡がきた。

背筋が凍る金額を請求された。目の前が真っ暗になった。

 

とてもとても指定された期日までに、請求された現金を揃えられない。

もちろん、私が保有している株を売れば今回の「追証」はクリアできる。

でも、いまこの歴史的な大暴落をしているときに売ってしまえば、大損が確定してしまう。

私が持っている会社の株を信じたい。まだ売りたくない。

 

最後の最後の手段。

 

親として絶対に手をつけてはいけない、娘の口座(大学進学用の貯金)に手をだした。

娘の教育資金を引き出し、自分の証券口座へ入れて追証をクリアさせてしまった。

 

ひどすぎる。母親としてどうよ、自分でも思う。

娘は中3だから、3年以内に返せばセーフとはいえさすがに反省している。

 

 

 

今回は私の人生でも、ベスト10に入れていいくらいのピンチだったと思う。

まだマーケットが落ち着いていないから、まだまだ損失が広がる可能性はあるけれど、「追証」をくらう可能性は今のところほぼなくなった。ここから先は株価の復活をまつばかり。

 

心配してくれた夫へ正直に、娘の教育資金から借りて急場をしのいだと報告した。

彼はゲラゲラ笑っていた。

投資に理解がある人で助かったと思うし、「そっちの口座から使わなくても、(夫の)へそくりを送金したのに」とまで言ってくれた夫には一生頭が上がらないと思っている。

 

投資に失敗して子どもの口座に手をつけるなんて、離婚問題に発展しても不思議ではない話。

ましてや投資が大嫌いという人だったら、日本株の先の見通しとか信じられないと思うし、それは別にしても子どもの口座に手をつけたなんて、絶対に許してもらえないと思う。

 

いい人すぎる夫へ、妻として少しはいいところをみせたい。

 

もともと夫は、日本株が大暴落したら自分のへそくりを使って株を買いたいと言っていた。

私が優良だと思う株を10社ほどリストアップし、彼に選んでもらった。

二番底がくることを警戒しつつ、売買のタイミングは私が彼に報告して決めている。

大きく株価が動いた大荒れの1週間で、ちょっといい感じの利益を確定させることができうれしい。

2か月くらいはマーケットが荒れそうだし、慎重に慎重に過ごしていこう。


私が手をつけた娘の教育資金は、近日中に利子をつけて娘の口座に返金したい。

やっぱり持つべきものは現金だとわかった。次の大暴落時に日本株を買えるように、私も自分用のへそくり現金を増やす努力をしていきたい。

 

家族に感謝。

 

 

伝説の投資家、清原さんも買っていたことがわかり、正解ですよ☆と言ってもらえたようでほっとしました。

株のチャートって後からみればなんてことありませんが、先が見えない中で売買を判断するのは怖いです。

だからこそ、みんなSNSだったり誰かの意見を頼りにしたくなるんだと思います。

 

でも、投資は自己責任っていう言葉は正しくて、誰かの意見で決めてしまうと損をしたときに自分がさらに辛くなります。

 

 

ちなみに、マーケットを引退された清原さんは今回の大暴落でメガバンク株を105億円分買ったそうですよ。

この先は悠々自適の配当金ライフを送るそうです。すてきー。

私は上のニュースを読んですぐ、夫にメガバンクをすすめてしまいました。だから投資は自己責任…(笑)

夫は「銀行?イヤや」と即答でした。伝説の投資家に逆らうなんて。なんてこと。

 

 

やっぱり金融庁もいっているとおり投資は「長期・積立・分散」がベストだと思います。

わが家は私がハイリスクな投資をしているので、NISA口座は夫婦ともにオルカン一本です。

 

今回の大暴落、山崎元さんも天国で驚かれているかなあ。

解説をお聞きしたかったです。

 

今は含み損だらけですが、私はやっぱり株式市場で生きていきたいです。

今回で為替についても詳しくなれたし、経験値が少しあがったと信じてがんばります。

 

 

 

南海トラフのニュースで両実家のことが心配になり聞いてみると、両家ともに水と食料品はあるけれど、災害用トイレは準備していないとのことで急いで注文しました。

わが家は能登の震災後、在庫が改善したタイミングであれこれ買い直しました。

今は在庫切れのお店が増えているかもしれませんが、すぐ落ち着くと思いますよ。