実母は私が子どもの頃から、とても仕事が忙しい人だった。
仮に母が常に家にいる人だったとしても、私が母にあれこれ話していたとは思えない。
これは親子それぞれの性格によると思う。
だから、あっけらかーんと恋愛話を私にしてくる娘を新鮮に感じている。
「親にこんな話するんだ…」と色んな意味で感心してしまう。
もちろん娘のほうも、何もかもを私に話すわけではなく、かいつまんで時期をずらして話をしてくれる感じ。
ただ、誰かに話したい気分だったというだけだと思う。
ちなみに私たちは決して仲良し親子ではなく、しょっちゅう怒鳴りあいの大喧嘩をしている間柄。
先日まで行っていた夏合宿では、夜な夜な同室のみんなで恋愛話に盛り上がったらしい。
興奮冷めやらぬという感じで、私にも情報をわけてくれた。
心から残念に思ったのは、少女漫画の設定にでてきそうなカップルが破局していたこと。
男の子は頭脳明晰、とあるスポーツで全国大会にでている学校でも有名人。
女の子は目立つタイプではないけれど、ほんわかニコニコしていてみんなに愛される可愛らしいタイプ。
1年生のときに娘が同じクラスだったから、私も勝手に友だち気分でいた。
2年生になって、ナイスカップルたちのクラスが離れたときは胸が痛んだ。
娘にウザがられない程度に、あのカップルはお元気かと聞いては、ほっとしていただけに残念でならない。
勉強にスポーツに忙しい中学生だし、すれ違いも重なったんだろうか、なんて勝手に部外者のくせに想像している。
当事者のお二人にとって、元クラスメイトのお母さんが自分たちを気にしているなんて、大迷惑きわまりない。ウザすぎる。
頭ではわかっているけれど、ついつい気になってしまう。
ナイスカップルだった二人に幸あれと、まったく関係ないおばさんは心から心から思っている。

台風、大きいようですね。どうか被害が最小限でありますように。
娘には自分が興味深々の話題について、語り合える友だちがいてうらやましい。
毎日、投資のことばかり考えている私は、そうしみじみと思う。
夫に「投資友だちが欲しい」と話すと、スパッと即答された。
「傷のなめあいでもしたいの?」
グサリと急所をつかれてしまう。
まさにその通り。
色々と考えてみたけど、私が投資仲間に求める会話は、今日の失敗談を話して「あるあるー」と笑いあって「明日はがんばろう」で終わりたいだけ。
まさに、傷のなめあい+雑談。
投資はお金がからむし、知識や情報量、投資スタイルが近くないと、心地よい関係を保つのは難しいと思う。
やっぱり今までとおり、夫に一方的に話して満足しよう。
夫には自画自賛も反省という名の言い訳も、言いたい放題なんだから投資友だち作りは諦めよう。
投資は自己責任。投資は自己責任。一人でがんばろう。

合宿では笑えるほどの高確率で、みんながGUのパジャマだったそうです。
一番人気は紺の無地。写真↑のピンクは娘の同室にはいなかった模様。
サテンなのでパジャマに不向きじゃないかと心配でしたが、常にキャミソールを着ているので問題ないようです。なるほど。
娘が合宿で不在だったときは、夫に私も夏休みだと宣言して、毎日お惣菜三昧でした。
夏休みに自分に課した宿題がこの本を読みこむことです。
きびしー。きびしー。読んでいるとすぐ眠くなります。がんばらねば。
2年前になぜか思い立って簿記の勉強をしていたのですが、会計用語に拒絶感はないのでそれはよかったです。
上場企業の決算説明資料って、会社のIR担当者さんによってセンスがバラバラで楽しいです。
「こんな細かい文字、読めるかー!」って言いたくなるほど、余白ゼロ・文字ギュウギュウ型企業さんもあれば、「美大出身の方がIRにいらっしゃるんですか?」って聞きたくなるほど、とっても見やすい資料を出してくれる企業さんもあります。
すてきな資料を出してくれる会社は、いろんな人がいろんな所でがんばって、たくさんのハードルをこえて完成させたんだろうなーとか勝手に妄想して楽しんだ決算シーズンでした。