イヤイヤ期の人たち | のんきな3人ぐらし

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夫と中3の娘と3人でその辺のマンションに住んでいます。株式投資に夢中で、ブログの更新をサボりがちです。


好きな布でつくる服
自分の服を作るようになって、真剣に減量を願うようになりました。七夕の短冊にも書いておこうと思います。

スーパーの入口で、カートに乗る
乗らないでモメている親子がいた。

モメているといっても、お母さんが
「乗ろう。乗らないのなら帰るよ。」
という感じで、まだ穏やかな様子。

娘さんは顔立ちやしゃべり方から、
2歳になりたてという感じがする。

かわいいな~と思いつつ、スーパーへ
行き自宅へ戻ろうとしたら、さっきの
親子が少し離れたところにいた。

娘さんがお母さんの足にしがみつき、
ギャン泣きをしている。
どうやら一度帰ると決めたものの、
娘さんがスーパーに戻りたくなった
という感じがする。

お母さんの方も余裕がなくなった声で
「どうしてさっき乗るって言わな
かったの?帰るって言ったら帰るよ!」
という感じでヒートアップ。

わかる。わかる。お母さんの行動は、
3年前の私と同じ。娘はギャン泣きすると
手がつけられず、通行人の白い目を
浴び続けた。

優しい方が話しかけてくれるのが
辛かった。火に油を注ぐだけ注いで
立ち退いてしまうから。

娘は身体が大きいから、話せばわかる
年齢だと思われがち。だから優しく
諭してくれようとするのだと思う。
わかってはいるけれど当時は辛かった。

そんなことを瞬時に思い出しつつ、
5才の母になった今だからこそ思う
ことがある。


私が目の前にいるお母さんの親友
だったら、絶対にこう言っている。

「今すぐスーパーに戻りなよ!
急がばまわれってこのことだから。
ここならすぐスーパーに戻れるし、次は
絶対にカートにおとなしく乗るって。

乗ったら、カートをいつもと逆に
走らせて見て。子どもが前を向いて
走る感じね。おとなしくなるよ。」


3年前の私たちは、本当にこの親子と
同じようなことばかりしていた。

「スーパーに行かず自宅に戻る」
と一度言ったら、決して戻ろうとは
しなかったように思う。

自分の言葉を覆すことに抵抗が
あった。

親が一貫性のない行動をとるのは、
甘やかせではないかと恐れていた。

次も娘が同じ行動をとるかもしれない
から、最初にきちんと言わないと!
なんて意気込んでいた気持ちもあった。

今振り返ってみると、それは私が
気負いすぎていたように思う。

ああ言えばこう言い返してくる程、
言葉が一人前になってから、親の
作戦を切り替えてもいいような
気がしている。

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今振り返っても、2才、3才の娘は本当に極悪人だったと思います。マンションのお隣の棟の101号室のおばあちゃま(娘が騒いでいたためしょっちゅう外まで出てこられた)に、その節はご迷惑をおかけしましたと、本人に菓子折りを持って行かせたいくらいです。



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私が娘に対して、今までは
ワガママだと思ってきたことを
【受け入れる】作戦に変えたのは、
著名な先生が書かれている育児本の
影響です。育児本の類は山のように
読み漁りましたが、好きな先生を
3人あげるならまずは佐々木先生。

小学校までにつけておきたい力と学童期への見通し (保育と子育て21)/かもがわ出版

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一番お会いしてみたかったのが、
丸山先生。この本は私のバイブル
的な感じで、何度も読み直して
います。(なぜかすぐ忘れるので)
母性愛とはこういうことなんだ、
と教えていただいたように思います。


そして最後が、細谷先生。
今は聖路加国際病院の顧問を
されているそうです。
この本は娘が0歳か1歳の頃に
読んで、子育てに対する気負いが
すーっと消えた記憶があります。
3人の先生に共通するのが、
慈愛に溢れていることです。


子育てハッピーアドバイス 知っててよかった 小児科の巻/1万年堂出版

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といっても、第一子が生まれた方に
プレゼントをするならこれにします。
ハッピーアドバイスシリーズは数多く
ありますが、私にヒットしたのは
小児科編でした。