癇癪がおさまった | のんきな3人ぐらし

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夫と中3の娘と3人でその辺のマンションに住んでいます。株式投資に夢中で、ブログの更新をサボりがちです。

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あふれるまで愛をそそぐ6歳までの子育て―子どもの心にひびく愛ひびかない愛
本吉先生の本にも【今してほしいこと】に応える大切さについて書いてありました。頭の片隅に残っていたはずなのに。

ここ1ヶ月ほど頭を悩ませていた、
娘の癇癪がおさまっている。


かれこれ4日も穏やかな日々。


落ち着くきっかけは、
佐々木先生の本だった。

家にある本をはじめ、昔読んだ本を
片っ端から読み直す。

特にこの本は今の私にピッタリ。
何かのスイッチが切り替わった気がする。


かわいがり子育て―3歳までは思いっきり甘えさせなさい/大和書房

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私が落ち着き出すと、娘のほうも
穏やかになってきた。

我が身を客観視できたことが大きい。


望みに応えるのは
「あとでね」より、
ちょっとだけでも「今」



私と娘が悪循環に陥ったのは、
やっぱりここだと思う。


子どもが自己否定の気持ちを
持っている時、母親のおんぶや
抱っこは魔法のような効き目を
持っていると書かれてあった。


私は娘がギャーギャーうるさく
騒いでいるとき、抱っこをして
やる気にもなれなかった。

どうして家の中で、わず3メートル
の距離を抱っこして運ばなければ
いけないんだろう。

トイレに行けば、次はおもちゃ置き場、
そして次は○○…と、次から次に
抱っこ要求がくるのだから。

もう嫌だ。


という心境だった。


親を信じているから
「こんなワルでも好き?」
反抗します。



この見出しを読んだ時は、
ちょっと吹き出した。

まるで娘の気持ちを代弁して
いるかのよう。



娘が「抱っこ!」と言う時、
まめに抱っこをしてやれば
すぐに降りて自分で歩き出す。


そんなこと1歳半から
わかっていたはずなのに。

どうしてここの所、それを
忘れていたんだろう。

今の娘は、長い距離を歩ける
体力があると過信していた。

甘えを許したくない、という
気持ちの反面…

本心では、私がラクをしたかった。
重い娘を抱っこしたくなかった。

結局、そこが根源だったと思う。



週末、バスでうとうとしていた娘。
目的地についた。

今までなら起こして歩かせようと
していたと思う。重いから。

そして寝起きで機嫌が悪い娘が、
ギャーギャー言い出す。

目に見えている。
わかっているけれど、そう
していたのが先月の私。


週末の私は違った。

「寝てていいよ」と声をかけ、
抱っこのままでバスを降りた。

降りたら「おんぶ」と言われ、
抱っこからおんぶに替えた。


ここはバスを降りたらすぐ
急な坂道が続く道。

時間もないし、行くしかない。


目をあけた娘が言った。

「降りる。階段と坂道は歩く。」

いつものルールを思い出して
くれたらしい。

心の中で佐々木先生に手を
あわせた。




キュータくんがイベントをやっていたので記念撮影をしてもらいました。隣にいた警察官の方が「ピーポくんじゃないよ」と言うのをきいてドキリ。(見分けが怪しい方、都電荒川線のHPをどうぞ)

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佐々木先生の本は、どれを
読んでも優しい気持ちに
なります。

子どもへのまなざし/福音館書店

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完 子どもへのまなざし (福音館の単行本)/福音館書店

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ひとり親でも子どもは健全に育ちます: シングルのための幸せ子育てアドバイス (実用単行本)/小学館

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【甘やかせる】

【甘えさせる】

この2つは違う!と力説して
いる育児書は多いですが、
佐々木先生は【甘やかせる】
ことをすすめているんです。
過保護もすすめておられます。

よーく読んで真意を理解
しなければ。
私は早合点しがちなので、
気をつけます。