
今日から娘が生後3ヶ月目に入った。
出産が2ヶ月前のことになったなんて、早いようなもっと昔のことのような。
この1ヶ月は私にとって、「母親」になる大きな転換期だった気がする。
新生児の頃の娘は「お腹がすいた」以外、ほとんど泣くことがなかった。
飲んだあとはウトウトしはじめてそのまま3時間熟睡。
当時はゲップを得意技としていてあっという間に出してしまう。
吐き戻しが一切ないどころか、口元からこぼすことすらしない。
1滴足りとして無駄にしません。と言わんばかりの飲みっぷり。
そんなわけで、まったくといっていいほど手がかからない人だった。
それが悪いほうに出たようで、私は母親になった自覚がまるでもてないでいた。
私は娘にとって母乳マシーンなのかなあ、とか思ってしまうほど。
もちろん当時も可愛いと思っていたけれど、今のように「もーたまらんっ!可愛すぎる!」
という状態ではなかった。それがちょっと悩みになりつつあった。
それが、生後30日目前後からはじまった約10日間の大ぐずり大会。つらかった…。
添い乳で解決するようになってからは、娘としっかり向き合う余裕がではじめた。
娘のほうも、色んな感情を表してくれるようになってくれた。
甘えて泣く、抱っこで泣き止む、という行為が私の母性本能を目覚めさせてくれたのかもしれない。
夫もきっと一安心していると思う。
写真は私の育児方針を決めてくれた本。育育児典
出産祝いをリクエストされたときに、どうしてこの本と言わなかったのか後悔中。
自分で買うには高すぎるため、図書館で何度も借りることにした。
「風邪をひかせてしまった」という言葉は廃止にすべきです。(子どもは風邪をひくもの)
病気のことばかり気にする親が多いけれど、ケガや事故にもっと気を配って。
など、ほほーーーっと思ったり、肩の力が抜けるお言葉ばかり。
予防接種を毛嫌いされているようにお見受けすること以外は、全幅の信頼をよせてしまう。
身長・体重の成長が早い娘だからこそ、小さくて可愛い姿の日々を
大切に大切に見守っていきたい。
そんな風に思えた生後3ヶ月目・初日の朝。
娘を見ると両手を大きくバンザイさせ、実家の母が買ってきたプーさんのベストを着て
大人ようの毛布にくるまり、真剣な顔で眠っている。会議にでも参加しているのかな。

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着せたくなかったプーさん柄の服。客観的にみて手持ち服の中で一番似合っています。
なんだか複雑な心境です…。