岐阜県の「白川郷」に行ってきました

白川郷といえば合掌造りの集落で有名ですが
日本で6番目に世界遺産に指定された地域です

新婚旅行はインドネシアの
ボロブドゥール遺跡を選んだ
世界遺産好きな私たち夫婦は
一生のうちにできるだけ沢山の
世界遺産を巡りたいという夢があります
しかし子供が生まれてからは
完全ストップ状態

そろそろ次男くんを連れ回しても大丈夫な年に
なってきたので再開!
ということで何年も前から主人と行きたいね~
と言っていた場所でもある白川郷に決定!
合掌造りは急な角度のかやぶき屋根が大きな特徴で
その屋根の形状が合掌した時の手の形に似ているところから
「合掌造り」と呼ばれるようになったと言われています

歴史深く伝統的な建物であり
自然豊かな集落であることで
世界文化遺産となったのかと
思われがちの白川郷ですが
実はもっともっと奥が深い!
先祖から引き継いだ家を
大切に守る風習が強いこの集落で
命ともいえる合掌造りを守り続けるために
絶対に必要なことが
かやぶき屋根の葺き替え作業
集落の人々が集まってその作業を行う様を
「結(ゆい)」と言うそうなのですが
それはまさに地域の人々による相互扶助
お互いが助け合う人と人とのつながり
その風習が美しいとされて
ユネスコの評議会は価値があると判断し
登録されたとも言われているそうです
集落の自然景観が見事であることも確かですが
その村人たちの心に感銘を受けました
ちょうど大屋根の葺き替え工事を
タイミング良く見られました
今は業者が行うことがほとんどだそうで
この日も業者さんらしき人
数人が屋根に上っているだけ

「結」で葺き替えをする場合は
集落の人々、屋根職人、全国からのボランティアが
一同に集まり300名以上の人々の手であたらしい
命を吹き込まれていくそうな・・・
素晴らし~!参加したーい!
合掌造りは釘や金物を使わない造りで
1400か所のねそ(マンサクの若木)
の結び目を持ちます
これがねそ↓

どこかがきしんでも全体としてはバランスを保ち
ゆがみが自然に収まってゆくことから
村人たちは自分たちの「結束」と重ねて
言い習わしてきたそうなんですね
かつてはこのねそが結べて一人前とされていた
この村で自分たちの手で大屋根を葺き替えたことは
誇りになると・・・
うーん納得
その合掌造りの建物を見学できるように
なっているので子供たちも一緒に見学
見学したのはこちらの長瀬家

入場料は300円なり
階段が急だけど頑張って登ってますね

この建物、4階まであった!
外からはそんな風に見えないのでびっくり

昔の農機具などに興味津々の我が子たち
囲炉裏に入らないでくださいね~
合掌造りの建物の付近は
まるで日本昔話にでてきそうな
のどかな雰囲気ですが
平日でもこんなにたくさんの観光客が
村営駐車場から集落へ繋がる吊り橋
ベビーカーでもOKなコンクリート

だいぶ観光地化されてしまった・・・
と聞いてはいたけれど
うん、確かにその通り

車もけっこう走ってます
世界遺産に登録されるとそんなもんなのかなと
ちょっぴり残念な気持ちになりますが
ちょっと中に入るとこんな風景も

きりかぶが看板!芸術的な作品ね~
へちまがからまる合掌造り

なんだかかわいい
これはどうかな?
ファンキーなかかし達

ラムネも川の水で冷やされてます

長男くんガン見
子供と一緒に白川郷
ちょっと厳しいかな?と思っていましたが行けます!
子供はお断りの看板がある合掌造りカフェもあったけど・・・
3~4時間は見て回れるところだと思います
世界遺産が好きな方は必見ですよ~
・・・宿編に続く・・・