石焼き芋が食べたくなる話
サツマイモネタが好評のようなので、調子にのって追加情報をレポートします
色々な食べ方があるサツマイモですが、実は石焼き芋がいちばん美味しく食べる方法かもしれません。
『所さんの目がテン!』(日本テレビ)ではこんな実験をしました。
石焼き、蒸し、電子レンジで調理してどれが一番美味しいかサツマイモの本場、小江戸川越の商店街で聞いてみました。
すると、老若男女問わず20人中17人石焼きいもが一番甘いと感じたのです。
これはなぜでしょう?その秘密を探るために、老舗の石焼き芋作りを見せてもらうと、達人は釜で焼けて熱くなった石を芋にかけて、蓋をするだけの簡単な作業の後、なんとそこから45分も焼いたのです。
一方、同じ畑で採れた芋を電子レンジで作ってみると、芯に熱が通るまでたったの6分でした。
甘さを比較するために、2つの芋を10倍の水で溶かし、糖度を測定したところ、結果は、3.5倍も石焼きの方が甘かったのです。
実は、その原因は、サツマイモの主成分であるデンプンにあります。
デンプンは甘くはありませんが、加熱されるとサツマイモに含まれる酵素が働き始め、デンプンを細かく分解し甘い麦芽糖に変えてくれます。
この酵素が活発に働くのがおよそ65℃から75℃の温度帯です。
そこで、芋の内部の温度変化を測定してみると、電子レンジは、この温度帯を53秒かけて通過するのに対し、石焼きいもの場合は9分30秒もかけて通過しました。
石焼きいもは電子レンジに比べ、酵素の反応時間が長いため甘くなったのです。
サツマイモに含まれているデンプンを『糖化』する酵素は『糖化酵素ベーターアミラーゼ』です。
この酵素がよく働く温度を長く保つ事で、石焼き芋の美味しさが作られているのです。
焼き芋屋さんがくるのが待ち遠しいですね
