福留さん「みんな、ニューヨークへ行きたいか!!」
有名なウルトラクイズの名台詞「みんな、ニューヨークへ行きたいか!!」
クイズよくわかんない人や、ぶっちゃげ興味ない人でも、これぐらいは知ってるのではないでしょうか。
ウルトラクイズはクイズで「アメリカンドリーム」を実現させる、正しく「夢」で出来た番組でした。
ウルトラクイズは海外旅行が珍しかった時代に出来たんです。
『アメリカ横断ウルトラクイズ』は海外旅行が珍しかった1977年に誕生しました。
初回優勝者は松尾清三さん。準優勝は藤原滋子(現・五島滋子)さんで、実は準優勝の藤原さんの方が、実績もすでにあり、優勝候補だったとか。息子さん(大裕さん)もWQC2018日本人2位等実績あるクイズプレイヤーだったりします。
なんか、今も生き生きクイズしてますね。楽しそうだなあ、って思います。
アメリカ行って、クイズなのか何なのかわかんない(じゃんけんもあるし)ことやって、「ウルトラクイズ」。
この緩さ、僕は好きですね。もっとしっかり観たい。第13回ボルチモア(超激戦の通過クイズ)は確かにすごいけど。
「クイズ研究会」と「競技クイズ」と「基本問題」
今、大学や高校に多数のクイズ研究会ができました。
最初はウルトラクイズをはじめとしたクイズ番組の対策を目的にしたものでした。
アメリカンドリーム!
しかし、番組側も対策します。
クイズ研究会は運の要素が強いマルバツクイズにある種のロジックを見いだしました。
それをなぞって対策をし、数多くのクイズ研究会メンバーが予選を突破しました。
ただ、そのマルバツもその対策の逆をやれば、簡単にクイズ研究会のもくろみを破れてしまうのです。
その頃、もう一つのクイズ番組ムーヴメントが出来ました。
「史上最強のクイズ王決定戦」や「FNS 1億2,000万人のクイズ王決定戦!」などの「クイズ王」路線です。ちなみに高校生クイズの「知力の甲子園」路線はこっちがベースです。
知識を競う。いち早くボタンを押し、解答権を得て、先読みして、正解する。早押しクイズ。
「すげー」です。
まあ、でも、「基本問題」をまず完璧に覚えて早く押せるようにして、あとはどんどん知識深めるだけです。単純です。
早押しのロジックも至ってシンプルです。テンプレ的です。
ただ、本当に観客を魅了するのはテンプレ的を「超越」した「凄技」なんですけどね。こっちはいい未来を予感させる可能性に満ちた能力が大きいです(ベイズ推定と人間の五感フル回転)。
AIも理不尽な押しには、100%叶いません。だからこそ、テンプレ的を「超越」すべきだと思ってますが・・・。
まあ、割と知識のインプットメインで、先読みは僕個人の感想だと3ヶ月もあれば上級者にも勝てる可能性は充分あると思います(必死に否定するだろうけど)。ロジックわかれば、あとはセンスです。
ここから持論。
「基本問題」丸暗記は、おすすめしたくなくて。
最初は個別で覚えても、「体系化」すべきです。
「超越」した「凄技」は、体系化無くして生まれません。
知識は、つながってますから。
これを主張していますね。う~ん。なんか伝わらない。
あと、別に「筆記クイズ」と「早押しクイズ」以外も、どんどん「競技化」すべきですね。
「クイズ研究会」は「対策」の末、ある種文化を創り出しました。
まあ、ただ個人的には「知力の甲子園」の「酷さ」の部分をよく知っています。
「情報格差」と「組織格差」、「ネットワーク格差」。
それを解消するために、なんかいろいろしています。
P.S. 『クイズ文化の社会学』(石田佐恵子・小川博司編、世界思想社)にクイズの考察がいろいろ書いてますのでおすすめです。


