盛岡市内ものすごい強風(×ω×;)!!
桜が咲き始めたと思ったら、今度は大粒の雨や突風が枝を揺らし、屋根がガタガタいって吹き飛ばされそうな勢いです。。。

きっとすぐに晴れるよね、と前向きに空を見上げてはいますが、
熊本で被災された皆様のことを思うと非力であることを実感させられますし、心痛みます。
5年前のあの日あのとき
スーパーやコンビニから食料がほとんどなくなってしまって
ようやく物流が動き始めたとき店頭に並んでいたのは、当時見慣れぬ熊本の会社で販売している牛乳だったのですよね。

それにとどまらず、熊本の皆様には心身ともに励ましていただきましたし、助けていただきました。

そんな東北人だからこそ、
そのときのご恩を返す意味でも力になりたいなと心から思うのです。


そんな中での我が家の出来事。
Twitterでもつぶやいたことなのですが、忘れないようにこちらでも書きとめておきますね。


昨日
テレビでの熊本地震報道を見ていた娘。
なにが起きているかよくわかってはいないけど、それでも現地の人が大変なことに直面していることは伝わったらしく

「くまもんけん(熊本県)だいじょうぶ?」

と何度も聞いてきました。

大丈夫、心配ないよ。
とは答えたものの、やはりそれだけでは不安はぬぐいきれなかったようで

「どうすればいいのかなあ」

なんて
幼いながらに何かしなければいけない使命感に駆られていたようです。

そうかそうか
こんなに小さくてもしっかり誰かの事を思うことができるんだな
と胸を熱くしつつ、

「今できること精一杯やればいいんだよ。」

とひと言かけてみました。

すると、しばらく考えてから娘が導きだした答えがこれ




てるてる坊主。

くまもんけんのおそらがはれますように。

あったかくなって、きもちいいあさがきますように。


小さな手のひらが込めた思いは、
親の自分でも驚くほど大きくて、力強いものでした。

一緒に作っているときも
「くまモンもはれたらけがわかわくねえ!ゆれてもみずたまりなくなるからぼっちゃーんておちないよねえ!はれるから!」
なんていいながら頑張ってました(笑)



そんなひとコマを
せめて気持ちだけでも届けば…
とTwitterにのせたところいろんな方がリツイートしてくださり、中には

「届いたよ!」

「お陰で晴れたよ!ありがとう」

とお返事をくださる方もいらっしゃいました。

震災で大変な状況の中、逆にこちらが励まされるような言葉を送ってくださりありがとうございました。

娘の心にうまれたこの優しさ、これからも育んであげられるよう
私も母として頑張ります。

震災にあわれた皆様、
どうぞ無理はせず、甘えられるところは遠慮なく甘えてください。
辛いことは我慢せず、溜め込まず、全部吐き出してください。


明日天気になりますように
心から祈っております。