お久しぶりのシネマレポ(>∀<)ゝ!今回は






りなろーる


「アーティスト」試写会に参加してきましたアップ



ご存知の通り、この映画は


2012 年アカデミー最多部門(作品賞・監督賞・主演男優賞・衣装デザイン賞・作曲賞)を受賞。


また83年間 成しえなかったフランス映画として初の『作品賞を、


そして主演のジャン・デュジャルダンもフランス人として初の主演男優賞を受賞するという快挙を成し遂げた作品です。


サイレントでしかもモノクロ。。。と、どんなものかしらとアカデミーノミネートのときから気になっていたのですが


この一言に尽きます、とても「いい映画」でした。


これは映画館で見てこそだと思います。



ここではあえてストーリーには触れず、感想中心にレポートさせて頂きますね。




まず最初は、劇場でサイレント映画の上映を観客が見ているシーンから始まります 。

スクリーンに映像が流れていて、で、オペラのステージのように手前にはオーケストラがあって、

ああ、サイレント映画ってこんなかんじなんだなーとそこから違和感なく入り込めたように思います。


で、サイレントなのでせりふ効果音がほぼないんです。

ところどころ字幕で出てきますが、それ以外は音楽、あと登場人物たちの表情だけ。
映像も白黒モノクロなので、景色や衣装の色もさて何色なのか分かりません




けど不思議なことに「色・音がない」ようには思えなかったんですよね



冒頭のシーン映画の上映が終わった後、一瞬音が途切れて拍手しているであろう(音が聞こえないので実際に音がなっているかは定かではないのです)場面では音はないのに拍手がわあっと湧き上がるのがわかったし、


空の色、ドレスの美しさ、町並みも色鮮やかに思えたし。



見終わった後「面白かった!」「映像かっこよかった!」「登場人物のだれだれが素敵だったね」

ではなくてうん、映画をみたぞ」と静かにじわじわ感動する作品です。


近年3Dやデジタルサウンドなど映像技術も進化している中ではありますが、

素直に、「いいものをみた」と満足できる作品でありました。



映画「アーティスト」是非ぜひご注目くださいませ♪