おはようございます。
認知的偏りから、世界との信頼関係を作るのに、
ちょっと苦労した、みもざの自分育て、子育てブログへ
ようこそ、おいでくださいました。
今日からのお話は、
自分と子どもの周りに、安心して伸び伸び試行錯誤できる
支援チームを作るには、どうしたらいいか?というお話です。
これが出来れば、自分も、子どもも、
無駄なエネルギー・ロスがなくなります。
失敗という概念も、なくなります。
傷つくことも、格段に減ります。
全ては、学びの為の有用な体験となります。
1人、2人の親の目線だけでは気付かない、
多角的な見方が出来るようになります。
何より、安心して、子どもに旅をさせて、
本人が、体験から学び、成長する舞台を用意することが
できるのです。
今、小学校の役員を始めていますが、
前年度までのテンプレートが揃っているにしろ、
今年度独自の状況に直面する中で、
創造していく部分が発生して参ります。
文書一つとっても、メンバーで見直すと、
あれやこれや、確認したり、検討したりしておいた方が
いいことが、次々に出てきます。
「これでいい」と思っている時の脳は、
それ以外の可能性には気付きにくいものです。
複数の目が入ることによって、
皆にとって公平で役に立つ、確実なものに進化していくのを
感じています。
子育ても、そんなようなところは、あると思います。
他所との比較ではなく、うちの考えを、家族内で話し合って
確認しておくことも大事ですが、
その基本路線をご理解頂いた上での協力者の存在は、
かけがけえのない支援だと思います。
子どもに、認知的偏りがあるのだから、
家で、幾つかのパターンを教えたとしても、
世間を旅すれば、必ず新しいパターンにぶつかることは
必至です。
親が外界を信じられず、家の中たけで、
外でそそうをしないように、教え込もうとした場合について、
考えて見ましょう。
子どもが休息を取りたい家庭の場が、
どうしても、口うるさく注意される場に
変貌してしまうと、思いませんか?
家で、親の教えを素直に受け取らず、口答えするように
親が感じたとしましょう。
外でも、こんな態度をとっては大変だ、
このままでは、この子は皆に生意気な奴だと嫌われてしまう
何とか、家の中で、これを矯正しなくては…と
親が思ったとするでしょう?
すると、言い返したくなっている子どもの気持ちを
受け止めることが二の次になり、
どうしても、頭ごなしに、子どもに言うことを聞かせようとする
対応が多くなってしまうと思いませんか?
みもざも、やってみたことがあります。
結果は、即座に10倍返しになりました。
本当に伝えたかったことは、
相手の言うことに焦点を合わせ、
相手の言うことを受け止めて貰いたい…ということでしたが、
結果は、見事に逆方向に、突っ走りました。
親は自分の気持ちを聞かないから、
自分も親の気持ちには合わせず、
逆に弾き返してやれ…という態度です。
この部分だけは、本当に、
鏡のように素早く、しかもパワフルに、
子どもの中に刷り込まれてしまうんだなぁ…
それが、実感でした。
これは、うちの子と同年代で確定診断を受けた
ある親御さんとお話をする機会を持った時に、
確信いたしました。
その方は、発達障害の知識は十分で、
非常に愛情深く子育てされてきた
立派な親御さんです。
今は立派な青年になっておられるお子さんの行く末を
本当に心配しておられるのも、印象的でした。
その方の子育てなさった時代は、
今のように、発達障害を抱えた子どもを皆で育てていこう…
というコンセンサスはなかったので、家でしつけるしかなく、
今以上に険しい道のりを精一杯来られたのだろうと思います。
みもざが思うに、
いくら、親が子を思って、家の中で注意したって、
お子さまの認知構造が変わるわけでなし、
家で心配して押さえようとすればするほど、
お子さまは、外では反発心を募らせていくのだな…
抱える器を、ご家庭だけでなく、
お子さまの活動するコミュニティーに拡大する意義は
確実に存在している…
そう感じた次第です。
既成の価値観に反発できること自体、
もって生まれた良さなので、
否定する必要はないと思いますが、
それを良いものとして、
お子様自身がが発信しやすくなる為の、
原体験は、ご家庭で提供できるのではないか…
親が、そう出来る心の基盤は、
世界が、この子の良さをありのまま受け入れてくれるだろう
という、親自身の世界への信頼感かもしれないと思います。
そろそろ、時間になりました。
次回は、自分と子どもの周りに作る
オーダーメイドの支援チームとは何か…という
お話をしたいと思います。
最後まで、お付き合いくださって、
ありがとうございました。