「心が動かない会話でまた会いたいとは思ってもらえない」についてお伝えします。
結婚相談所の婚活を例にして、初対面のお見合いではそれなりに楽しく会話はできて、相手の反応も悪くないと感じているけれども、良い返事がもらえないという方に向けてお伝えしたい内容です。
お見合いのお断り理由のよくある感想で「お見合いは楽しかったけど、またお会いしたいとは思えない」という理由があります。
楽しかったけどまた会いたいとは思えないってどういうこと?と思われる方もいると思います。こんな理由でお断りされると、どうすればいいのって感じて辛いところです。
お見合いをお断りしようと思う時って、実は明確なお断り理由がないことが多いんですね。女性のお断り理由でも「お見合いの時間はまあまあ楽しかったけど、うーん、でももういいかな」みたいな気持ちでお断りすることも多いです。
はっきりとした理由がないから、「価値観が合わない」とか「フィーリングが合わない」のような曖昧なお断り理由になってしまうことが多いんですね。
このように「なんとなく、また会う気がしない」という理由、けっこう多いです。明確に「相手のここが嫌だった」という理由ももちろんあるのですが、なんとなく次の交際に進むことに気が進まないことの方が多いです。
明確にお断り理由がある場合を除いて、なんとなくまた会いたいとは思えない時は、心が動く会話ができていないことが多いです。
では、心が動く会話とそうでない会話を考えてみます。
●心が動く会話の例
・2人だけの共通点が見つかった。
・お相手が自分のプロフィールをよく見てくれて、自分に関心を持ってくれていることを感じた。
・自分だけに話をしてくれているオンリーワン感を感じられた
・自分が話したことをよく聞いて深堀りして、共感してくれた。
・またお会いしたい気持ちを正直に話してくれた。
このようなことを感じられる会話です。
例えばお仕事で接客業のお仕事をされている方で、初対面の異性との会話は慣れていて、表面的な楽しい会話ができる方でも、婚活で苦戦することがあるんですね。なぜかというと、たとえ会話がスムーズでも、「あー、お話しは上手だけど誰にでも話しているんだろうな」と思ってしまい、気持ちが入りにくくなってしまうのからです。特に慣れた感じでスラスラ会話してしまう方は要注意です。
お仕事や趣味の話で盛り上がってしまう方も要注意です。趣味やお仕事のお話しはしていいのです。でも会話の主題になってしまって終始、仕事と趣味のお話しでお見合いの1時間を終えてしまう方がいます。
お仕事や趣味の話を入り口にしていないんですね。趣味や仕事を通じてお相手の考え方、価値観、人柄を知ろうとすることが大切です。
例えば彼女がピアノを10年習っているとします。
・どうして大人になってもピアノを習っているのかな?
・どうして10年も続けられたのかな?
・10年も続けられてすごいな
こんなふうに感じて、趣味のお話しからスタートして彼女の価値観、大切にしていることを深堀りして、共感できるかもしれません。
仕事や趣味を会話の切り口にして、より相手を理解しようとする姿勢、問いかけをすることで、深い話ができるのですね。
そうではなくて、表面的な仕事や趣味の話で終始してしまうと、2人の関係は深まらないです。また会いたいなとは思いにくい。特にお仕事が好きな男女は注意しましょうね。
そして、次もお会いしたいなと思ったお相手には必ずまたお会いしたい気持ちをはっきり伝えることが大切です。ここを曖昧にしてしまう方がいます。照れもあるかもしれませんが、伝えたつもりが相手に伝わっていないこともあります。
「この時間が楽しくてあっという間でした。よかったらまたお会いしたいと思っています」
はっきり伝えましょう。僕も相談所の会員さんに、またお会いしたい相手には気持ちを伝えてね、と伝えています。お相手も嬉しいですよ。
大切なことは、目の前のお相手の方を理解しよう、わかろうとする気持ち、姿勢を相手に伝えて見せていくことだと思います。
表面的な趣味や仕事の話で終始するのではなく、それをきっかけに相手を深く知ろうとする会話ができると関係が深まりやすくなります。
あなたの婚活の参考になれば幸いです。
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尾崎裕一
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