「離婚理由の伝え方４つのポイント」についてお話します。
再婚の婚活で、お相手に離婚理由を伝えることは、とても大切です。
なぜ、大切であるのか。
そして、離婚理由をどのようにお相手にお話すれば、良いかをこれからお伝えします。
ぜひ、最後までご覧くださいね。
再婚の方との結婚を、不安に感じる方もいるんですね。
再婚の方との結婚が不安になる原因の一つに、お相手の離婚理由があります。
なぜ、離婚したんだろう。どんな原因があって離婚したのかがお相手にとってはとても気になるところなんですね。
とても気になる。でも離婚理由は聞きにくいです。
聞きにくい理由は、「お相手が離婚で傷ついているかもしれない。離婚理由によっては、相手も話しにくいかも」と思うからだと思うんですね。
「聞いておきたいけれども、聞きにくい」という気持ちです。
再婚の方は、そんなお相手の気持ちを察してあげて、自分から積極的に離婚理由を説明してほしいです。
僕の経験なんですけれども。
僕はシングルファーザーで結婚相談所で婚活していたんですね。
希望のお相手は、結婚生活の経験がある、再婚の女性がいいなと思っていたんです。
だから、再婚の女性とたくさんお見合いしました。
その時、必ず、離婚理由を尋ねていました。
「お差支えなければ、離婚理由をお聞きしてもいいですか？」と尋ねていました。
僕はなんで必ず離婚理由を尋ねていたかというと、お相手が前の旦那さんの悪口を言わない方かどうかを確かめたかったんですね。
悪口を言う方だと、結婚したら今度は自分が言われるのかなーと思っていました。
また、離婚したことを消化できていないように感じるんですね。
離婚理由がお相手に原因があって許せない気持ちはわかる。
でも、それを口にしてしまう方はイヤだなと思っていたんです。
実際、お見合いしたお相手の方には、前の旦那さんの悪口を言う方もいらっしゃいました。
中には、かなり強い口調で言われている方も。
話を聞くと、確かに辛い思いをしたんだなと思いました。
でも、前の旦那さんお悪口を聞かされるのは気持ちのいいものではないんですね。
このように、離婚理由のお話になると、その方の人間性、人柄が見えてきちゃうんですね。
離婚理由を話すことによって、人柄が見えてしまう。
だから、離婚理由はきちんとお話しましょうね！という、お話をしています。
それでは、離婚理由を相手に伝えることの大切さが少しわかっていただけたら、今度は、離婚理由の伝え方についてお話したいと思います。
離婚理由の伝え方
４つのポイントがあります。
１，離婚理由をテンプレートにする。
２，離婚理由の必要な部分を簡潔にまとめる。
３，言う必要のない部分をはっきりさせておく。
４，将来どうしていきたいかに重点を置く
僕は、再婚の結婚相談所なので、会員さんは再婚の方がほとんどなんですね。
会員さんと一緒に、離婚理由の説明のテンプレートを作っています。
テンプレ化して、説明方法を決めてしまうんですね。
なぜ、言い方を決めてしまうかというと、離婚理由の説明ってとても難しいからです。
話過ぎても重たすぎるし、話が少なすぎても相手の気持ちはすっきりしません。
たとえば、離婚の原因が100％お相手にあると感じていて、その通りに相手が悪かったという話を延々としたらどうでしょうか。
それを聞いているお相手は、気分のいいものではありませんよね。
どんなに相手が悪かったしても、悪かったことをベラベラ話すのは良くないんです。
さらに、どんなに元のお相手に離婚原因があったとしても、自分にも足らなかったことがあったことをセットで伝えてほしいんです。
こういうお話をすると、元の相手が悪いのになんで？っていう方もいるんです。
でも、ここはぐっとこらえてほしいんです。
どんなに元の相手に原因があっても、話し方としては、自分にも足らないことがあったという形にした方が、新しいお相手への印象は良くなるんですね。
新しいお相手のためにも、グッとこらえましょう。
そして、一番大切なポイントがあります。
離婚を踏まえて、将来、お相手とどんな関係を築いていきたいか？
この将来の話にしっかり時間を確保してほしいです。
僕の婚活時代の場合だと、血の繋がっていない親子関係でも、本当の親子になれるように、きちんとお相手の女性をフォローすることを、話しました。
伝えることは3つあります。
・離婚理由
・反省点
・未来のこと
この3つはセットなんです。
この3つのうち、「未来のこと」に重点を置いて話してほしいんですね。
例えば、離婚理由が元妻からのモラハラだった場合。
「離婚理由は、元妻から受けたモラハラ発言でした。
関係を修復しようとはしたけれども、変わらずにどうにも耐えられない状況になってしまって、離婚になりました。
でも、自分も仕事が忙しいことを理由に、前の妻と一緒に過ごす時間を取れなかったりして、前の妻に寂しい思いをさせてしまったり、反省点はあるんです。
次の結婚では、反省点をいかして、お仕事をセーブできるところはセーブして、新しい奥さんと一緒に居られる時間を作りたい。
会話をしたり、お出かけしたり、一緒に居る時間を大切にしたいと思っています。」
こんなふうに、離婚、反省、未来、の3点をセットで話してほしいんです。
離婚理由をお話するのも辛いという方もいるかもしれませんが、テンプレ化して、話すことことを決めてしまった方が、気持ちは楽になると思います。
離婚理由と、もう１点、気を付けてほしいことがあります。
前のお相手がどんな方だったのかを尋ねられた場合です。
「前の奥さんはどんな方だったんですか？」と聞かれることがあると思います。
そんな時は、「そうですね、僕とは性格が合わなかったのかなと思います。」という感じで、少しぼかして答えましょう。
ここでも、注意なのは、元の相手の悪口を言わないことです。
「どんな方だったんですか？」と尋ねられると、つい、嫌な思い出が思い起こされて、悪口になりやすいんです。
注意しましょうね。
繰り返しになりますが、離婚理由を話すことは大切です。
相手から聞かれなくても、自分から積極的に話しましょう。
そして、話すタイミングですが、出会ってすぐの方がよいです。
話さずにスルーすると、余計話しづらく、聞きづらくなってしまいますので。
あなたの婚活に役立てれば幸いです。
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尾崎裕一
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