「彼(夫)に、仕事の愚痴の言う時に注意してほしいこと」についてお伝えします。

 

女性なら、パートナーである彼(夫)、もしくは婚活中で交際中の彼に愚痴を聞いてもらいたい時はありますよね。

 

でも、男性に愚痴を聞いてもらうときは、注意が必要です。

言い方を間違えると、聞いてもらって気持ちが楽になるはずが、ケンカになってしまうことも。

 

今日はそんな男性への愚痴の伝え方について、お話します。

ぜひ最後までご覧ください。

 

ある30代前半、共働き夫婦の自宅での会話です。

仕事から帰ってきた妻は仕事で嫌なことがあって、夫に話を聞いてもらいたいと思っています。

妻:仕事でイライラすることがあってね。

夫:どうしたの?

妻:上司なんだけど、自分の業務で手いっぱいなのに、あれや、これやって仕事振られてね。今日は疲れた。

夫:どんな仕事を振られたの?

妻:私じゃなくてもできる仕事なの。他の人に振ってくれればいいのに。

夫:そういう時は、はっきり上司に言わないと。「手いっぱいで、できません」って。

妻:そんなこと、簡単に言えないわよ

夫:でも、言わないと上司には伝わらないよ。自分の仕事量を上司に伝えることもしないと。

妻:そんな余裕ないの、もういいから。

夫:・・・・・

 

 

●男性に「気持ちを察する力」を求めてはいけない

この会話で、妻は「しんどい気持ち」を聞いてもらい、共感してもらえればよいと思っています。具体的なアドバイスは求めていません。「それぐらいの気持ちは察して!」と思っています。

 

でも、男性に気持ちを察することを求めてはいけません。

男性は気持ちを察する能力が女性に比べて、とても低いからです。

妻の言葉を文字通りに受け取って、解決方法を教えてあげなきゃと思うのが男性です。

論理的な思考をする男性の特徴です。会話の結果を重視します。

 

 

●夫(彼)に言葉ではっきり伝えることが大事

妻にとっては面倒なことですが、夫にどのように動いてもらいたいのか、はっきり言葉で伝えることが大事です。

先ほどの会話だと、「気持ちを聞いてほしいこと」「してほしいこと」を明確に言葉で伝えてほしいのです。

 

会話を改善してみましょう

 

妻:仕事でイライラすることがあってね。少し話聞いてもらえる?

夫:どうしたの?

妻:ただの愚痴だから。気持ちだけ聞いてくれる?

夫:うん、聞くよ

妻:上司なんだけど、自分の業務で手いっぱいなのに、あれや、これやって仕事振られてね。今日は疲れた。

夫:それは大変だったね。

妻:私じゃなくてもできる仕事なの。他の人に振ってくれればいいのに。

夫:そうだよね。

妻:聞いてくれてありがとう。こういう時はチョコレート食べて乗り切るから。

こんどおいしいチョコレート買ってくれる?

夫:もちろん、いいよ。明日の仕事帰りに買って帰るよ。

妻:ありがとう、嬉しい。

 

●会話の改善点

・夫(彼)に気持ちだけを聞いてほしいことを、言葉ではっきり伝える。

 

・夫に何かを求めるなら、はっきりと、チョコレートを買ってほしいことを言葉で伝える。「甘いもの」だけでは伝わらない。男性は具体的に何をしてあげたら女性が喜ぶかが、はっきりすると行動しやすくなり、喜んでくれる。「私の気持ちを察して」では伝わらない。

 

・感謝の言葉で会話を締めくくる。プラスの感情言葉を付け加えるとGood。「嬉しい、助かる」など。

 

 

●まとめ

多くの男性が、パートナーである彼女(妻)の力になってあげたいと思っています。

そしてその思いが実現できて、パートナーが喜んでくれると、男はもっとあなたのために、何かをしてあげたいと思います。

 

その力を引き出すための、手助けとなる男性への伝えた方についてお話しました。

 

 

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