「スマホをいじってばかりいる夫に、家事をやってもらうには」についてお話します。
先日、ご結婚されたご夫婦の30代後半の奥様から、こんな相談をいただきました。
「休みの日になると、夫がスマホばかり見て家の家事をやってくれないんです。
私が忙しく洗濯したり、掃除機かけている姿を見て、気づいているはずなのに。
私だって平日働いているからお互い同じはず。私の大変な姿、察してほしいんです。
だからイライラしちゃうんです。」
奥様の、家事に忙しいこと察して、あなたもやりなさいよ!というイライラする気持ち、よくわかります。
でも、「察してほしい」気持ちは、男性に届きません。
こんな時に、夫とどんなコミュニケーションをとれば、家事をやってもらえるのかについてお話します。
ぜひ、最後までご覧ください。
ある夫婦の会話です。先ほどと同じように、休みの日に妻が家事で忙しくしている中、夫は自分のスマホをいじっています。
妻:あー、これから洗濯機かけて、掃除機かけないと。買い物もあるから、やることいっぱい。
夫:そうなんだ
妻:昨日仕事で帰りが遅くなったし
夫:そうだよね
妻:そうだよねじゃないでしょ。スマホばっかり見ていないでよ!
夫:なんだよ、急に!
妻:やることあるでしょ!
夫:何を?
●男性には察する習慣がない
この会話をみて、どのように感じますか。家事をやってほしい気持ちぐらい察してよ!と感じると思います。
もしくは、そんな思いやりのない言葉にがっかりするかもしれません。
ですが、男性には悪気はないのです。
そもそも、男性には察する習慣がありません。
察する習慣も能力もない上に、その必要性も感じていません。
妻に責められると、何かをやらなくちゃと思って行動しますが、まったくの的外れであることが多いです。
この男性の察する能力のなさは、女性には理解しにくいところだと思います。
なんで怒られているのかが、わからないのです。
先ほどの会話でも、男性は本気で、「何を?」と返しているのです。
僕も男性なので同じです。あることで妻を怒らせてしまったのですが、私は気づきませんでした。ただ妻の様子がおかしい、自分に冷たいなということだけは感じていました。
どうすればいいかなと思っていたところに、7歳の娘が「お母さん、〇〇のことで怒っているよ」と伝えてくれたのです。
恥ずかしいお話ですが、こんなレベルなのです。
●男性に家事をやってもらうには
男性に家事をやってもらうためには「率直に、言葉ではっきり伝える」これがとても大切です。
愛情ある夫なら、やってほしいことを率直に伝えたらやってくれるはずです。
そのとき、注意することがあります。
「~してもらえたら嬉しい」と私を主語にして伝えることです。
そして「ありがとう」で返してあげてください。
さきほどの会話を改善してみます。
妻:午後に買い物行かなきゃいけない。午前中に家事終わらせたいから、あなた、掃除機がけと、洗濯もの取り込むのをお願いできる?やってくれたら嬉しい。
夫:うん、いいよ。
妻:ありがとう、とても助かる。昨日仕事で帰りが遅くなったし。疲れているのよ。
夫:そうだったよね。他にやることはある?
妻:ごみ捨てもお願いしたい。
夫:わかった、やっておくよ
妻:ありがとう、いつも助かる。
●改善点
・夫にお願いしたいことを、具体的に言葉ではっきり伝える
・「~してもらえたら嬉しい」のように、「私」を主語にして伝える。
「男も家事をやるもの」のように、主語が「私」でないと伝わりにくい。
・「~お願いできる?」という疑問形でお願いする。夫に選択肢を持たせる。
・「ありがとう」と「助かる」で会話を締めくくる。
●男性に意識してほしいこと
妻が、不機嫌なときや愚痴や弱音を言ってきたときは、何かを求めています。
大事に思ってくれているなら察してくれるはずと思いがちなのが女心。
その場合、下手に動いても外れることが多いです。
そんなときは、「理解したいけど、わからないから教えてほしい」と伝えることで、妻が何をもとめているかが、わかることもあります。
●まとめ
愛情ある男性なら、伝え方を間違わなければ、すぐに動いてくれる夫は多いはずです。
さきほどの、改善点を参考にしてみてください。
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