見始めてからというもの、
これは黒執事のエドワード5世。
ずーっとハマっている黒執事。
と同時に、
歴史好きの血が騒ぐ。
黒執事をきっかけに、私、
ヴィクトリア女王などの英国王室の人物を調べるようになりました。
その他、ジャックザリッパー(jack the ripper)や、
グレイ伯爵など。
そしたら、
枢先生、すごく調べていらっしゃる...((感激
ジャックザリッパーの事件はめっちゃグロいけど、
犯人不明な点を、グレルとマダムレッドにしている以外は
ほとんど史実と同じですね。
一際私が気になったのは、
アニメオリジナルの「その執事、孤城」の
エドワード5世と弟・リチャード
怖い絵シリーズで、
ロンドン塔の王子たち
として描かれていた2人とその悲しい最期を知っていたので、
すごくビビッときたんです。
気になって調べてみたら、
未だ謎の点が多いみたい...。
しかも、黒執事の中でも
暗殺者に殺された...
的なこと言ってたけど(エドワード5世)、
その暗殺者が、
リチャード3世という叔父！
一族揃って同じ名前付けるのやめてほしい...笑笑
世界史Bめっちゃ苦労してる身なんでね笑笑
で、2人とっては叔父にあたるリチャード3世が
暗殺したという説が
一般的に有名らしいです(王位継承の色々で、エドワード5世のことが邪魔だった模様...)
調べて見ると、ロンドン塔で撮った写真にエドワード5世が映ってるという...
実際の写真も出てきて、
こりゃあリアル黒執事じゃん...
って思ったけど...。
今、真っ暗な部屋でこれ書いてるので
めっちゃ怖いです...。笑笑
でも、エドワード5世(と思われる幽霊？)
とっても整ったお顔立ち。
これは黒執事のエドワード5世。
シエルが、
「セバスチャン、なぜ旅芸人が住み着いている？」
って聞き返してたのがすごい好きだけど、、笑笑
実際にこんな感じでイケメンだったのかも。
...こうやって調べていくと、
英国史はとてもブラック。
英国はその分ブラックジョークもすごいらしいですよ(´-ω-`)
本当にドロドロしてます笑笑
ちなみにシエルが崇拝するヴィクトリア女王なんか、
わがままで短気。
旦那であるアルバートも手を焼くほど。
アルバートが亡くなった後にその死を引きずって
喪服ばかり着ていたのは事実らしいです。
ただ、黒執事の中で描かれてるみたいに、
悪の貴族に悪者退治的なことをさせていたのかというと...
切り裂きジャック(ジャックザリッパー)については
色々指示して調べさせたんだとか。
そこにうまくシエルという人物を組み込んで、
物語が作られているんですね〜。
そーいえば、
バタフライエフェクト
...世界に名を轟かせる大英帝国を築いたヴィクトリアには、バタフライエフェクトが見えるとかシエルが言ってましたね。
Book of murderで、ゲオルグ・フォン・ジーメンスを殺害した理由が、
ドイツ重工業の第一人者であるジーメンスを消し、
ドイツ発展を阻止すると...。
つまりそれがバタフライエフェクト...
こう聞くと、
ヴィクトリア女王って凄い君主だなぁ
と思うけど、それは黒執事の中でだけかも。
実際のところは、
夫・アルバート公子の方が君主的手腕に優れていた
らしいです。
アルバート公子の生涯を読むと、
女王ヴィクトリアにアルバートありきって感じで
結構強引で自己中だったヴィクトリアの政治介入に対し、
ヴィクトリアよりも高い教養力を持っていたアルバートは、
実質的な大英帝国の君主的存在。
彼が早く亡くなってしまったのは痛手だったらしいです。
ついでに言うと、
ゲオルグ・フォン・ジーメンスはドイツ人ですよね...
実は、ヴィクトリア女王には、
圧倒的にドイツ人の血が流れている
んです！！
これは史実です。
黒執事の中の設定では、ジーメンスはドイツからの客人であり、
ヴィクトリアの遠縁
らしいですから、史実を守ってありますよね...
ちなみに、ゲオルグ・フォン・ジーメンスのモデルになった(であろう)人物は、
ヴェルナー・フォン・ジーメンス
とその従弟
ゲオルグ・フォン・ジーメンス
でしょう。
ヴェルナーは電気工学者であり実業家、発明家で、
ドイツ重工業の第一人者という黒執事のジーメンスの元となっていて、
名前が同じのゲオルグ・フォン・ジーメンスさんは、ドイツ銀行の重役についていたらしいです。
黒執事はとても調べられた上で描かれていることがよく分かります！！
ただ、史実と違うかもと思ったところは、
ヴィクトリア女王は、ドイツ人の血がとても濃かったせいか、
親独派なんです。
第一、実はアルバート公子はドイツ系だし...
国家のためとはいえ、
史実だったらジーメンスを殺害しないでしょうね。
うわ、書き出すと止まらない！！！
アニメや漫画の元になった歴史的経緯や人物を調べて比べるのは
めっちゃ楽しいです！
明日も少し歴史的記述を踏まえて書きたいなぁ、、。
結構違いについて触れてますが、
あくまで、史実ですから。
史実から考えたこと書いてますのでお手柔らかに。