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「タマゴが先か、ニワトリが先か?」

 


という有名な議論がありますが、あなたはどちらが先だと思いますか?

 

 

ちなみに私は「どちらでもいいから早く食べさせてくれ!」と思ってしまいます(笑)。

 

 

横柄な態度で無謀なことを言いたいわけではありません。

 


ここで言いたいのは、

 

結果にたどり着くまでの時間──欲求を満たすまでの時間を短縮しよう

 

ということです。

 

 

たとえば、あなたが仲の良い女友達数名と、東京から箱根の温泉へ行く計画を立てたとします。

 

 

箱根までの移動手段には、

  • 鉄道

  • バス

  • 自動車

など、電車で行くか、バスで行くか、考えただけでもさまざまな選択肢があり、複数のルートが存在します。

 

 

数人で行動する場合、集合場所を決めるだけでも喧々諤々(けんけんがくがく)と、なかなか決まらないこともあります。

 


それでも最終的には、力関係や性格のバランスで落ち着くところに収まります。

 

 

しかし、

目的の手前で揉めたり、手間取ったりして無駄な時間を費やすくらいなら、さっさと目的地へ行ってしまえばいい

ということです。

 

 

箱根の温泉に入ることが目的なのに、その手前の事柄に気を取られ、周りが見えているのに見えなくなる──

 


これを**「スコトーマ(心理的盲点)」**と呼びます。

 

 

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現在あなたが不妊だと思っていたとしても、単なる思い込みの可能性もあります。

 

 

自分では気づかない、目には見えない“無色透明のロープ”で、自分の心を縛りつけてしまう。

 


こうした**「自縄自縛」**のケースは少なくありません。

 

 

野生動物は本能全開で生きているため、自分の心を縛ることもなく、感情の前に戸を立てることもありません。

 

 

ただし、ペットとして人間と暮らす犬や猫は、毎日人間を見ているため学習能力があり、予想以上に理性が働くことがあります。私自身も実際に経験しています。

 

 

少し前にラジオで聞いた話です。

 


あるリスナーさんは、居間で飼い猫とテレビを観ていました。

 


番組では、お利口な犬の日常の活躍を紹介していました。

 

 

その犬に感心した奥さんは、隣で寝そべっていた飼い猫に向かって、しみじみとこう言ったそうです。

 


「お前は毎日、食っちゃ寝してるだけで、本当に何の役にも立たないねぇ〜」

 

 

飼い猫は一瞬反応したものの、すぐにまた眠ってしまいました。

 


奥さんは深いため息をつき、それ以上は猫に構わずテレビに見入っていたそうです。

 

 

翌朝、奥さんが目を覚ますと、普段は絶対に来ないはずの飼い猫が枕元に座っていました。

 


不思議に思っていると、その脇には動かなくなったGが二匹、並んで置かれていたのです。

 

 

奥さんが「ぎゃあ〜!!」

と叫ぶと、猫はまるで

 


「やるときは、やるんやで」
と言いたげな表情を浮かべていたとか。

 

 

その猫はそのまま隣の部屋へ歩いて行き、右前足で器用に顔を洗っていたそうです。

 

 

奥さんは普段、飼い猫のぐうたらしている姿しか見ていなかったため、**猫本来の俊敏性や獲物を捕らえる本能を“見過ごしていた”**わけです。

 

 

人間には理性があるのは当然ですが、

 

目的が明確であるなら、一時的でもいいので本能を働かせ、見落としをなくすことが大切です。

 

 

もしかすると、あなたが「自分は不妊だ」と思っているのも、単なる思い込みなのかもしれません。

 

 

スコトーマを最も上手に使うのは、手品師です。