申し訳ないと思ったけど
遠くの『お母さん』に電話をしてしまった。
直ぐに会う約束をしてくれた。
号泣してしまった。
こんな『お母さん』みたいな人に、私はなりたい。
且つてどん底の貧乏生活をした時、
「倉の財」は無いけれど
私は「人の財」に恵まれて、
私は誰よりも幸せ者だと感じていた。
沢山笑ったり泣いたり、多くの人たちと苦楽を共にしたんだ。
本当に、幸せだったんだ。
1人でもひとりじゃなかった。
どうして私、こんなになってしまったんだろう。
どこで何を間違ったんだろう。
どうして、幸せになれないんだろう。
実の家族の元には、戻りたくなかった。
本当の家族の所に、居たかった。