わさびと結婚してから、自分の人生観が変わった。

どう変わったか?今まではねぎ一人の将来を考えて来たところ、それを二人以上にもサステイナブルにしなければならなくなった。それだけのことなのだけれど、それがまた大変だ。サステイナブルかどうかの判断はねぎ一人では出来ないし、二人の将来に不確定要素が多すぎて、結局「この辺かな」と思うところに「えいや!」と飛び込むしかないのかなと思うようになった。

どう変わったか?金銭に対する考え方が変わった。今までは「社会の為に尽くそう。そのためには少し金銭的に苦しくてもなんとかなるだろう」という考えだった。しかし、実際に二人で生活してみると今までの理想が吹き飛んでしまうくらい金銭という物の重みを感じる。お互い、実現したい理想もあるが、良い生活をしたいという欲望をおさえるのも非健康的だ。バランスさせて行かなければならない。



これは一見、自分の道に対する制約のようにも受け取れる。

結婚して初めはそう思っていた時もあった。しかし、今はそうは思わない。なぜか?それは、新しい考えや新しい製品は二つの相反する価値(製品のコストと品質、会社の利益と環境問題など)を両立させようという試みから生まれることが多いことを知ったから。結婚生活とは、相反する2つの利害の中から今まで思いつかなかったような道を見つけて行く試みだと思うようになった。そして現実にも、苦悩した結果思いついた、突拍子のないアイディアをねぎとわさびは実行に移しつつある。



理想的すぎですかね。

理想的かもしれないけれど、基本的な条件を満たせば実現可能だとねぎは思う。どんな条件か?お互いに対する期待を明確化することだと思う。私はこうしたい、あなたにはこうしてほしい、ということについて議論を尽くさないうちに飛び込んでしまうと、お互いに対する期待が裏切られ、その対処のために多くのエネルギーを費やさなければならない。そして、違う方向を向いていくら努力してもサステイナブルな道を見つけることは出来ない。



ねぎはこうしたい。

① ねぎは日本という国に貢献することに人生の喜びがある。
  自分よりも大きなものにプラスの影響を与えたい。
② ねぎはある程度の生活水準を保ちたい。
  人脈を作る上で、恥ずかしくないモノを着たいし、良い家に住みたい。
  (その上で、今の庶民的金銭感覚は失わない)
③ ねぎは自分の子供に投資したい。
  自分の子供にチャンスをつかませることが出来るくらいの時間的金銭的余裕を持ちたい。
  


わさびにはこうしてほしい。

① ねぎの考え方を批評し、違う視点から価値を加えてほしい。
② いろんな国のお客さんを自信を持って日本の家庭料理でもてなせるようになってほしい。
  (もちろんねぎも手伝います)
③ ねぎをサポートしてくれつつ、わさびも自分の目標を実現してほしい。
  (それを手伝うのはねぎの楽しみでもあると思う)