こんにちは。

リバース・フロウの清原です。

 

 

出張先の仙台でコラムを書いています。

 

いつもそうなのですが、東北新幹線に乗っ

てぼんやりしていると、

 

なぜか仕事に関わるアイデアがどんどん

湧いてきて止まらなくなります。

 

今日も30分ほどその状態が続き、思わず

ノートに数ページ取りました。

じつにあっという間の移動でした。

 

これが東海道新幹線だと、特に何も浮かん

でこないのが不思議です^^;

 

 

 

これも余談ですが、

今日お会いしたクライアントから、うれし

いコメントをいただきました。

 

「毎号、メルマガを社員と共有している。

 

本当におもしろい」

 

こうして毎号、長いメルマガを書いている

甲斐を感じます。

 

 

 

 

 

さて、前回からのテーマは、

「仕事が任せられない」と嘆く社長へのメ

ッセージです。

 

前回は前編。

「仕事を任せられない」という社長の

【マインドセット編】でした。

 

 

今日はその後編、【取り組み編】をお届け

します。

 

 

当社のそもそものサービスの根幹は、

「人材開発」です。

 

世にあまたある人材開発系の会社のなかで、

当社がサバイブしている理由は、恐らく一

点でしょう。

 

それは、

 

人材開発の結果、業績が上がる。

 

 

最後は、業績です。

コンサルの手法はさまざまであれ、この点に

帰結しないことには、経営者を支援するコン

サルタントは、存在してはいけないと思います。

 

 

業績を上げるための取り組みとして、当社は

一貫して

 

 

・人間理解に立脚した東洋思想

 

・現場のダイナミズムに立脚したビジネス

 コーチング

 

 

を柱に、独自のコンサルティングを手がけて

います。

 

つまり、「根拠」と「手法」の両面で、社長

および社員(人材)のパフォーマンスを上げ

るお手伝いをしています。

 

 

 

 

さて、本題です。

 

社長が社員に仕事を任せられない理由を

前編で、

 

それは、「仕事を任せられない」でなく、

仕事を任せたくないから」だと断言

しました。

 

今回の【取り組み編】は、このことを理解し、

自覚いただかないことには、ほぼ無意味な

ものになります。

 

 

先の事実を踏まえた上で、申し上げます。

 

 

 

「仕事を任せる」とは、

 

「会社のカルチャーを作ること」です。

 

 

これは真実です。

 

 

なぜ、仕事を任せることが会社のカルチャー

を築く、と言えるのか?

 

そのメカニズムを紐解きましょう。

 

 

 

<会社発展のメカニズム>

 

 

会社を発展・成長させたいなら、

 

会社を発展・成長させる「カルチャー」を築

くことです。

 

会社のカルチャーは、社員の「行動」によっ

て築かれます。

 

社員の行動の”質”は、社長が社員に寄せる

「信頼度」の高低に左右されます。

 

自分に寄せられる社長からの信頼度が感じら

れれば、社員の「成長欲求」は、刺激されま

す。

 

成長欲求を刺激された社員は、「より高み」

をめざすための行動を取り始めます。

 

つまり、社員の行動が、より「挑戦的」にな

る、という意味です。

 

社員が挑戦的な行動を取るようになれば、

会社の雰囲気が変わります。

 

「挑戦することで成長しよう」という社員

が、職場を刺激し始めるからです。

 

それが、会社のカルチャーとなっていきま

す。

 

「挑戦が成長を促す」会社のカルチャーは

”現状維持”を良しとせず、変化を受け入れ、

会社を前へと進ませてくれます。

 

 

 

ここで、結論です。

 

 

 

 

つまり、「仕事を任せる」ということは、

 

・社長が、社員を信頼しているという

 証(あかし)を見せる

 

・社員が挑戦し、成長する実感が持てる

 カルチャーを作る

 

 

この両面で、メリットがもたらされるのです。

 

 

 

したがって、「仕事を任せる」ということは、

 

カルチャーを作るということ。

 

 

「これからは社員が会社を引っ張る」

しくみ作る

 

 

ということになるのです。

 

 

 

 

これはつまり、

 

 

 

 

 

社長のワンマン経営の、”限界突破”戦略

 

 

 

 

なのです。

 

 

 

ではここから、そのメカニズムに沿って、

社長ができる【取り組み編】を見ていきまし

ょう。

 

 

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社員に仕事を任せるための取り組み

その①

 

「どこまでなら任せられるのか」の

 量・質・期限  を決める

 

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もうひとりで仕事を抱え込むのはやめまし

ょう。

 

どこまでの仕事なら、彼らに任せても良い

でしょうか?

 

定量的に、伝えられますか?

 

仕事には、

 

・求められる品質(成果イメージ)

 

・仕上げるための期限(工程も含む)

 

・成果のための経験とスキル

 

 

が必要ですよね。

 

 

まず「仕事を任せることができない」理由

として、これらすべてが曖昧だ、というこ

とが往々にしてあります。

 

これが起因し、「怖くて任せられない」と

なってしまうのです。

 

 

・まずは、どこまで任せられるのか?

 

つまり、明確な成果や期限を伝えているか。

 

 

・うまく行ったら、どんな評価をするのか?

 

「できて当たり前」なんて仕事は、世の中

にはありません。

 

カリスマ社長が、

そうでない普通の人たちを、

どうやって評価するか、イメージできて

いますか?

 

 

・その次は、どこまで広げて任せるのか?

 

結局、社長の思い描いている、「理想的

な権限委譲」とは、どのようなイメージ

なのでしょうか。

 

そこに到達するまでに、必要なステップ

を用意しましょう。

 

 

まずはここの視点で、「仕事を任せる」とい

う行為そのものを”細分化”してみましょう。

 

 

そうです。

 

社長自身が普段やっている仕事を、いきなり

そのまま任せることは、社員にとって「挑戦」

ではありません。

 

お互いに、リスクでしかありませんよね。

 

 

 

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社員に仕事を任せるための取り組み

その②

 



ふだんのコミュニケーションこそ、見直す

 

 

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挑戦しない社員、

 

社長に言われたことしかやらない社員を

 

たくさん雇っていませんか?

 

 

耳が痛いことを申し上げますが、そうした

社員を育てたのは、社長です。

 

 

もし彼らの文句を言えば、ブーメランで

自分に返ってきます。

 

 

 

仕事を任せてこなかったばかりに、

(つまり信頼しなかったばかりに)

 

 

彼らの自信をつけさせる機会も、

 

 

彼らの成長機会も、奪っていませんか?

 

 

 

社長みずからが、会社の未来を考えるのは

当然だと思いますが、

 

会社の未来を考える社員が、社長の他にも

いますか?

 

もし、

「そんなこと考える社員は、だれもいない」

というような状況でしたら…

 

 

これからもずっと、社長はたったひとりで

会社を支え、引っ張らなければなりません。

 

 

それはやはり、「挑戦する」機会がなく、

 

自分で考えて、自分で動くための「経験」

 

をさせていないから。

 

 

 

人には、そもそも「成長欲求」というものが

備わっています。

 

 

「ほんと?

どう見ても、うちの社員にはそんなもの感じ

ないけど」

 

そうおっしゃる社長がいたとしたら、厳しい

ようですが、

 

社員を、社長がそうしてしまったのかもしれま

せん。

 

 

なぜなら、人は見たいようにしか、人を見ない

から。

 

 

そうレッテルを貼ってしまえば、見方を変えな

いかぎり、その社員はずっと社長の前では

「指示待ち」社員でありつづけるのです。

 

 

 

 

社長が社員を信頼しない。

 

 

 

それを感じた社員は、「何もしない」という

”意思表示”によって、抵抗している。

 

 

 

それを見た社長は、「社員がダメだ」と責める。

 

 

 

責められた社員は、ますます「何もしない」

スタンスを強める。

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

私が数千という職場を見てきて感じている

現実です。

 

 

 

 

社員が自立しない。

 

業績が思うように伸びていない。

 

 

 

すべて、とは言いませんが、

 

その原因を作ったのは、

 

 

社長のいわば「社員不信」。

 

 

 

このケースはわりと多く目にしてきました。

 

 

 

ここで、キーになるのは

 

カジュアルなコミュニケーション

 

です。

 

 

社内のコミュニケーションというと、

 

例えば

 

・会議

 

・面談

 

・定例の飲み会

 

などを思い浮かべるでしょう。

 

 

 

私の主張する”カジュアルな”コミュニケーション

というのは、違います。

 

 

このコミュニケーションの目的は、ただひとつ。

 

 

社長から社員への信頼感を、示す。

 

 

この一点です。

 

 

 

そう考えると、いくらでも実践はできます。

 

 

例えば、

 

・社長が現場を歩いて、個々に雑談する

 

・ランチに誘う

 

・若手、中堅、幹部など、階層ごとに

社長と懇親会をする

 

 

などなど、数限りなく思いつくはずです。

 

 

これらはすべて、好き嫌いではありません。

 

会社を発展・成長させるための戦略なのです。

 

 

つまり、社長の仕事です。

 

 

社長が社長室にこもっている企業ほど伸びない、

という事例は、枚挙にいとまがありません。

 

 

カジュアルなコミュニケーションは、戦略

なのです。

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

「仕事が任せられない」と嘆く社長にお送り

した【取り組み編】。

 

 

文面ですべてはお伝えできませんが、特に

大切な原理原則として、お届けしたつもり

です。

 

 

もちろん、

実際に仕事を任せていくときには、いくらこ

ちらでイメージして、ステップを考えていた

としても

 

最初からうまくいくとは限りません。

 

 

その際は、

 

社員本人にどんな特質があるのか。

 

実際に、チャレンジすればできるのか。

 

そもそもそれに価値を感じているのか。

 

 

などなど、当社はその分析をさせていただいて

います。

 

 

ただ、まずは、「社員に仕事を任せる」という

ことのメリットを、小さくてもトライして味わ

っていただきたいと思います。

 

 

当社は、社長のいわゆる”No2”や”幹部”社員を

開発する支援をしています。

 

 

 

 

見事に会社の運営を任せられるまでの社員とは?

 

 

社長の期待を、お聞かせいただきたいと思い

ます。

 

 

 

<まとめ>
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・社員が育たない原因のひとつは、社長がもつ

「社員への不信感」

 

・「どこまでだったら仕事を任せられるのか」の

絵を描く

 

・ふだんのコミュニケーションこそが大切

 

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~人生とビジネスをフローにするために★☆

 

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

 

 

自分自身を信頼すれば、

 

他のことに対しても


 

信頼が生まれてくる。

 

 

 

 

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引用元:「仕事が任せられない」と嘆く社長へ(後編)