こんにちは。清原です。

 

いよいよ梅雨に入りましたね。

 

ここから夏に向けて、一気に季節が動いていきます。

 

私の方は、どうやら体の免疫力が低下しているらしく、

花粉症のような症状とか、まだグズグズといくつかの

不調を引きずっています。

 

そんな状態ではありますが、私も夏が好きです。

ここからどんどん暑くなっていくのが、楽しみです。

 

 

 

今回のテーマは、

 

「人に何かを期待することのむなさしさ」

 

について、考察を深めてまいります。

 

 

 

「君には、期待しているよ」

 

「みんなが、あなたの活躍を期待しています」

 

「ぜひ、期待に応えてくれ」

 

 

こんな何気ない言葉、日常的によく飛び交っていま

すよね?

 

これまでの人生で、何度か言われたことがあるかと

思います。

 

もちろん、私もです。

 

 

これは、例えば、社員や子供の成長を願うことで、

自然と口をついて出てくる言葉ではないでしょうか。

 

「もっと、うまくやってほしい」

 

「もっと、私の言うとおりにやってほしい」

 

おそらく、そんな気持ちがこもっているのでしょう。

 

 

 

でも、ちょっと待ってほしいのです。

 

 

 

じつは私、「期待しているよ」と人に投げかけること

を、自分に禁じています。

 

なぜか?

 

 

「君に期待している」

 

 

これから私の言う考察を理解いただけば、この言葉が、

 

 

いかにデリカシーがなく、

 

いかに無神経で、

 

いかに身勝手な言葉なのか、

 

 

おわかりいただけると思います。

 

 

 

結論から申し上げると、

 

「期待するのは、自分のエゴでしかない」

 

ということ。

 

 

 

人に何かを期待するというとき、そこに働く深層心理

は、自分が相手に対して持っている、願望があります。

 

相手にこうなってほしい、という単なる願望です。

 

 

要するに、”期待”とは

 

「自分のエゴを満たすため」に、出てくる言葉です。

 

 

 

 

それは、相手にとってみれば、

 

身勝手な押しつけであり

 

勝手に与えられる精神的負荷(プレッシャー)であり

 

余計なお世話

 

ということになります。

 

 

 

そして、ここからさらに悲劇が繰り返されます。

 

 

その身勝手な押しつけに、もし相手が応えられなかった

とき、場合によっては、こんなひどい言葉を投げかける

人さえいます。

 

 

「あなたは期待ハズレだった」

 

 

これほど身勝手なロジックがありますか?

 

 

勝手に、”期待”という”押しつけ”を一方的にして

おいて、それに応えられなかったとなると、なじる。

 

 

 

勝手に期待し、勝手に怒る…

 

 

 

おわかりですよね。

 

「期待」という、耳障りの良い言葉には、エゴしか

入っていない、ということを。

 

そして、「期待」という言葉を使われたとたん、

相手はどういうわけか、その期待に、ムリヤリにでも

応えようとするのです。

 

真面目な人ほど…

 

自分の意思とは関係なく…

 

 

私のような少々わがままな人間は、見下している上司

などに、こんな言葉をかけられると、

 

「お前の期待にだけは応えないよ」

 

と心の中でつぶやいていました。

 

 

 

つまり、他人に期待することを、私が自分に禁じてい

るのは、次のような結論に至ったからです。

 

 

 

期待は、人の成長を止める。

 

 

 

社長。

社員に期待しないでほしいのです。

 

「期待してるからね」と言いそうになったとき、

少し立ち止まっていただきたいのです。

 

そして、こんな風に自問してみてください。

 

 

「私は、この社員がどうなることを望んでいるのか」

 

「それは、私の身勝手な理想を押しつけているだけじゃ

ないのか」

 

 

一見、あまりに無茶なことを言っているように聞こえ

るかもしれません。

 

しかし、この言葉が、社員たちの成長を止めてしまうと

したら、いかがですか?

 

 

 

そして、ここからが、対策です。

 

 

 

「期待してるからね」という言葉の代わりに、用意して

ほしいボキャブラリーを挙げます。

 

それは、

 

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「ベストを尽くしてね」

 

 

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人を応援したいなら、

 

人の成長を願っているなら、

 

 

この言葉以外に、余計な言葉を投げかける必要はあり

ません。

 

 

だから私は、子供にも、ある意味クライアントにさえ、

期待していません。

 

それは、

 

相手には自分でなんとかする力があると信じているし、

 

私の期待に応えるなんて、ムダなことをしてほしくない。

 

ましてや、私を喜ばせるようなことのために、いっさい

頑張ってほしくないのです。

 

自分の求める成果を手に入れるためだけに、がんばって

ほしいのです。

 

 

 

人の期待に応えることに使うエネルギーがあれば、

 

それはすべて、自分なりにベストを尽くすために

 

使い切ってほしい。

 

 

 

そう思っています。

 

 

そして”期待”は、自分に向けてするものです。

 

 

自分に期待することは、持っている以上の力を、

引き出してくれるからです。

 

 

 

 

そして、もう一つ気をつけていることがあります。

 

 

「期待はしていないよ」と、わざわざ言う必要も

ありません。

 

その真意を測れる人なんて、それほど多くないから。

 

 

<まとめ>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
・期待は、エゴを押しつけるための言葉
 
・期待は、相手の成長を止める
 
・「ベストを尽くしてね」と言い換える

 

・期待は、自分に向けてするもの
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◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)
 
われわれは希望に従って約束し、

 

怖じ気に従って約束を果たす。 
 

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引用元:社員に”期待”をしてはいけない、これだけの理由