脆い心をちっぽけな自尊心で支えて。

いつ支えきれなくなるのか怯えながら。


心はもうひびだらけでカケラがぽろぽろ落ちている。



「壊れる時は徐々にじゃない・・・一瞬だよ」

って頭のうしろで誰かが警告してる。

震えながら笑いながら警告してるのに急かしてくる。
この世界は狂ってて間違ってるんだ。

そう言って今日も僕らは運命を呪う。


過去に逃げては過ちを悔やみ、未来なんて信じれなくなってる。


運命なんて全て壊して―

叫んでやれ!
君の世界の理不尽を!
泣いていたその声で

音が裏返ったってそんなの関係ない。

叫んでやれ!
忘れられない過去を!
落ちていたその心で

声が出なくたってそんなの関係ない。

叩きつけてやれ!
苦しんでるその思いを!
苦しんできた自分で



そしたら解るだろ

苦しんでるのは自分だけじゃないって。

一緒に苦しんでやる。

僕も君も一人じゃない。
皆、ちゃんと居場所があって、凄いなって思った。

でもそれが少し悔しくて嫌だったんだ。


だから僕は何も聞こえなくなるくらい音楽を鳴らして車を走らせた。


そしたら、スピーカーの向こうのアーティスト達が代わりに叫んでくれたよ。


その声が
その歌が
僕の代わりに

怒りを
悲しみを
寂しさを

叫んでくれた。


おかげで僕はすっと、楽になって
また今日の夜も越えていけたんだよ。


まだ
まだ
フラフラだけど

それでも、今日の夜を越える事が出来たんだ。