このピアノが我が家に来て、もう何年になるでしょうか?
20年、いや、30年くらいかな・・・
妹が5歳の時だから・・・・もう40年近くになります。
掃除や模様替えをする度に、
「これ、邪魔やなぁ。」
と思っていたものです。
しかし、売るにも、差し上げるのにも、母が譲らず、
「思い出の品だから。」
と、ずっと部屋の片隅に眠っていました。
ある日、家内が突然、
「ねぇ、ピアノ弾きたいし、調律してもいい?」
と言い出しました。
そういえば彼女も幼い頃ピアノを習い、
当時は凄腕で慣らしたらしいのです。
もっとも、本人談ですので、返答のしようもありませんが。
昨年、小浜中学校のPTA会長をさせていただいたとき、
役員さんの中に、ピアノ調律師の方がいらっしゃったのを思い出し、
その方にやっていただくことに。
あれよあれよという間に、ピアノが解体・・・いや、分解されていきます。
(「解体」なんて、職業が出てしまいます。)
「これはひどいですねぇ・・・」
と、調律師のUさん。
それもそのはず。もう10数年、日の目をみなかったのですから。
結局、鍵盤部分をすべて持ち帰っていただき、
修繕するところは修繕し、新しくするところは新しくすることになりました。
プロの手によって再生されるピアノ。
どんな音色を奏でてくれるのでしょう。
