最初の猫が発作を起こして5日目
昨日は一日中何も食べなくなった
寝ているのに呼吸数も多くなっていく
鼻から息を吹き出すような咳もある
苺の入ったミルクを少しだけ飲んだ

苦しいのかと撫でてみたり
ちゅーるを舐めさせようとしたり
しつこかったのか猫が怒りだし
手を押さえつけて噛みついてきた
ふらふらと寝床から逃げて床に寝る
もう構わないからと寝床に戻し退散

今日は想いを伝える日だというが
一方的な想いは重いようだ
苦しさを引き延ばしただけだったなら
発作の時にに息を吹き返させたのは
余計なお世話だったのだろうか

トイレの段差もしんどかったのか
横の床がびしょ濡れになっていた
夜は洗面台で蛇口から水を飲み
隣の洗濯機から窓の外を眺め
外の空気を吸って一息つく
寒いが一通りルーティンをこなした

百歳の高齢で死んだ祖母が言っていた
悪天候の前日は気圧のせいで苦労だと
最初の猫が倒れたのも雪の前日だった
今回も気温が下がり天気もよくない
高齢の猫も気圧が影響するのだろうか

わたしは最初の猫に影響されている
腹痛がずっとおさまらない