創運の算命学士 -4ページ目

創運の算命学士

朱学院系算命学の師範、せなです。


2回目は、「永遠に成り行く存在」


自分が感じていることは、正しくないかもしれない。


もしかしたら、

自分の五感の全てが、間違っているのかもしれない。


だから、常に自分をオープンにしておくんだ。


あらゆる情報や、

たくさんの知識を、受け入れられるように。


耳を傾けて、新しい情報を、聞き逃さないように。


そうすれば、

人間も、マシンも、徐々に限界を越えていけると、

僕は信じているんだ。


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いろいろ経験を積む中で、

何度か、「ここが限界か」と思ったことがある。


それはマシンや、自分のドライビングに関してもね。


でも、ある時、

もっと早く走る必要に迫られた時、突然、

さらに先のところに、新しい限界が見えてきたんだ。


マシンにも、自分にも、

まさかと思うような、意外なところにね。


こんな経験は一度や二度じゃない。


だから、今はどんな状況でも必ず進歩できる、

と、信じるようになったんだ。

Ayrton Senna 1990 in MONACO



すでに(F1ドライバーとして)世界の頂点にありながら、自分の全てをオープンにして物事を吸収する姿勢。セナは、単純に情報を入れるという態度ではなく、「もし自分が間違っていたら」という仮定のもとで、その情報を見極める作業を生涯続けた。その姿勢は「今はどんな状況でも必ず進歩できる」という言葉に凝縮されている。


セナは、F1という、ひとたびマシンを降りれば生き馬の目を抜くような激しいショービジネスの世界に身を投じたことで、自分を極限まで信じることと同時に、人間の弱さを認め、置かれた状況や精神状態によって、心、五感の認識が狂ってしまうことも知っていた。

 

ひとつの目標を成せば、次の目標が見える。ひとつの願望を成せば、次の願望が湧く。ひとつの目標を成した瞬間とは、完成された瞬間であり、同時により高い視点から自分を見つめることで新しい目標を可視化する瞬間でもある。

終わりなんて、無い


きっと、

人って永遠に何者かに成り行く存在  なんだろうな~


って思います。