一昨日の夜・・・

祖母が天国に還りました☆


97年の生涯。

大往生でしたヽ(*´∀`)ノ



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昨日ね・・・

祖母に会いに行ってきたの。

とてもとても穏やかで綺麗な顔をしていて。


まるで、微笑むかのように、97年の人生を振り返りながら、

「あぁ・・・シアワセだった~」って語りかけてくれているかのように・・・

安らかに眠っていた祖母☆



大正生まれの祖母は、

女性が虐げられてきた、

まさにその時代を生き抜いた人。


お嫁にいくことは、

自由を選択することではなく・・・

身を粉にして働き、仕え、

嫁姑の関係に耐え、

自分自身を無くしていく・・・

そんな価値観の中で

生きた人だったんです。



けれどね・・・

祖母は、次の世代に

負の連鎖を引き継ぐことはなく・・・

自分の代で終わらせた、

とても勇敢な祖母でした



わたしが大きくなってからは、

遊びに行くと当時の

辛かった体験をお話してくれてね・・・

誰にも話せず、

一人で耐えてきた祖母の魂が

解放されるかのようで・・・

それはそれは、

嬉しい浄化の時間だったの



キットね、

その頃は恨みやツラみ、憎しみとか、

いっぱいあったと思う・・・

けれどね、

少しずつ少しずつ

小出しに吐き出してくれて。



ところがね・・・

晩年はボケが始まって。


全てのことが浄化されたかのように、

当時の辛かったお話をすることはなくなり・・・

いつもいつも笑顔の絶えない、

それはそれは、

まるで赤ちゃんが微笑むかのような・・・

とてもとて優しい眼差しで、

わたしたちの瞳の奥を

いつもみてくれていました。




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もう、孫という認識もなくなっていて。


けれどね・・・

瞳の奥に祖母を感じるとき、

いつもいつも魂が感じ合う歓びというか・・・

そういった認識とか、記憶とかを超えた、

もっと深いつながりを、

わたしはいつも感じていたのです。



祖母の近くに住んでいる叔父の家族は、

献身的に介護をしてくれて。


特に、従兄弟は

祖母の全てのお世話をしてくれたんです・・・



もう、その優しさと愛は、

わたしには計り知れないほど、

大きなものでね




数年前から施設に入っていた祖母。

施設の方も本当に良くしてくださって、

人に恵まれ、家族に恵まれ、

シアワセな晩年だったと思います。




わたしはね・・・

若い頃、毎日毎日耐え抜いてきた祖母から、

あるときこんなメッセージを受け取ってね・・・



「もう我慢の時代は終わったよ」って。
「大丈夫だよ」って。
「自分を生きてね」って。


わたしが本音を言えずに、

いじいじしているときや・・・


本音を言うことが怖くて怖くて震えている時に、

ふと祖母を思い出すことで、

勇気をもらっていました。



わたしがわたしを生きることは、

そうできなかった祖母の心を

癒すことにもつながる・・・



あの厳しい時代を生き抜いた

魂の浄化にもなる・・・

そう思ったら、


わたしにだってできる!

ってネヽ(*´∀`)ノ



いつも祖母の存在に

背中を押してもらいながら、

自分自身を生き抜く在り方に、

チカラを貸してもらっていました



こうして、

苦しい時代に耐え抜いてくれた

先人たちがいるからこそ、

今のわたしたちは、

自由ということについて

感じることができるようになったのだと。


自分を生きることを、

実践できるようになったのだと。




そう思うと・・・

もう、感謝の気持ちしかないとともに・・・


自分を生き抜くことが、

ご恩返しにもなるのではないかなぁ・・・って、

そう思うのです。

 


そして、もうひとつ、

祖母から受け取ったメッセージがあってね・・・


それは、

「魂の目を養う」ということ。




祖母は数年前から

確かにボケという症状はあったけれど・・・


でもね、

冒頭でもお伝えしたように、

魂がとてもとても綺麗で、


わたしには、

全てわかっているとしか思えなかったの。

認識や記憶を超えたところで、

魂の交流がずっと続いてて・・・




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そう・・・

人は、表面では見えないところに、

本当のことがたくさんあって、



そこをどれだけ見ることができるか。

そこを、どれだけ感じることができるか。



そのことが、

人生を豊かにする鍵なのだと、

わたしは思っているの。



わたしたちだってそう。


表面上の顔とは違う、

もっと奥に隠れている本当の顔があるでしょ。

表面上の会話では決して表さない、

奥にある本音とか・・・



子育てをしていても、

いつも感じるの。



例えば、

小ラブがギャンギャンわめいている時も、

それは表面上のことであって、

その奥に、彼女の本当の声がちゃんとある。



その表面上の声でないところに

意識を向けられたとき・・・


ホントにね、

相手の魂と交流ができる。



それはそれは驚く程あっという間に

溶け合うことができるんです




そう・・・

魂には境界線がないから、

そこにアクセスできたとき、

つながり深く感じられるし、

一体感を得ることができるのですヽ(*´∀`)ノ



死は、お別れではなく、

溶け合うこと。


むしろ、

永遠に一緒になることなのだと、

わたしは感じています。

 


けれど・・・

境界線のない空間にアクセスすることは、

現実の世界を生きていると、

なかなか難しいことでもあります。



それは、

表面上のことに一喜一憂してしまったり、

惑わされてしまったりするから。



そこを超えていくためには・・・

地に足をつけた生き方を、

自分の日常の一部にしていくことがとっても大切。


地に足がついているとき、

ブレることなく、

芯の自分を感じることができるでしょ。



そうでないと、

なかなかその奥を見ることはできないし、

感じる余裕が持てない。



だからこそ・・・

グラウンディングがとても大切だと、

ここ最近特に思っているのです。



そう・・・


この地球に生きていくうえでは、

地にしっかりと足をつけて

現実的なことに対応し、


その上で、

見えない世界を感じていくチカラを養うことが大切。



そうすると、

天と地と結ばれて、

自分という存在を中心に、



あらゆる方向からのサポートを

受け取ることができるようになるのです。



地に足をつけるって、

とてもとてもシンプルな行動なの



最近のわたしが行っている行動は、

また改めて綴りたいと思いますヽ(*´∀`)ノ

 



安らかに眠る祖母の周りを、

終始笑いが絶えないわたしたち親戚が囲む様子は・・・

まるで、楽園にいるかのような・・・

なんだかとても不思議な感覚になりました。


ひ孫も4人、

みんな元気いっぱいにはしゃいでいてネヽ(*´∀`)ノ



死を悲しむのではなく、

こんなにナチュラルに、


そして祖母の生涯を

気高く感じることができたのは、

初めての経験でした。



祖母がつないでくれたいのち、

そして、

祖母が耐え抜いてくれた時代。

その全てに感謝を込めて、

これからの時代を生き抜いていこう。




穏やかな最期を迎えた祖母。


祖母の人生すべての点と点が

線に繋がった瞬間・・・


やはり、

すべてが完璧で、完全で、

ひとりひとりの人生が本当に尊いなぁ・・・

と、改めて感じている

今、この瞬間です☆



全てのいのちに、

ありがとう

 

 

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