特に僕が腹がたつのは、自分が本物であると疑わない偽物である。これは筋金入りの偽物なのであるか、困ったことに、おそらく今までのどんな時代もそうだったと思うのだが、その自称本物(本当に自分は本物だと言っているわけてわはない)のやつにコントロールされる下々の民がいるわけで、そのグループが形成した世論というものは、バカにならないくらいのサイズになる。だから、厄介なのである。こういう集団を相手にしてある暇はない。かといって良いようにやられるわけにもいかない。すると、どうやってこの手の輩たちと付き合ってゆくのかが、最大の論点になるわけである。
ところで、偽物とはどういった人たちか?前に出たがり、支配欲や立身出世欲が強い、他人の名声を身にまといたがる、比較的能力は高い人たち、のことである。何かしらの能力があるというのがポイントで、だからこそ、表舞台にしゃしゃり出る機会を手にすることができるわけである。
結論から言うと、僕が採用している方針は、敵視されないように気をつけ、こちらから相手にもしなく、相手から相手にされた場合はさわやかに応えるというものである。
謙虚なる気持ちを持ち、どんな人からも学ぶことはあると心得、己の道に精進することである。決して目線を落として時間を無駄にする必要はない。評価は神様や自分の手の届かない存在に託す、ということである。
さらに換言するならば、波動を高めつつ、正々堂々と実世界での実力を高める努力を怠らないこと。エネルギーの発散を遮るものを取り除いてあげて、どんなことでも自分の肥やしにしてゆくという覚悟がより一層エネルギーを高めさせてくれる。