R&D支援センター
技術者・研究者向けセミナーの紹介


コストダウン・短納期化の要求仕様を満たすVA・VE活動の手法と改善事例

会 場 (株)日本テクノセンター研修室 【東京・新宿区】
日 時 平成22年5月7日(金)10:30~17:30


【講座の内容】

【受講対象】

・中ロット、小ロット、多品種型の製造業に於いてVA、VEによる品質、納期、価格改善に関わる部署に従事している方

【修得知識】

1.VA、VEに関する総合知識
2.製造業における機器のコストダウン、品質改善、納期短縮化をVA、VE(価値分析、価値工学)により効率よく更に組織をあげて継続的に実施出来る手法を得る事が出来る。

【講師の言葉】

 製造業に生きて40年、省力化機器製造会社、プレス金型製造会社、半導体製造装置、金型製造会社、ワイヤハーネス用全自動端子圧着機製造会社と経験し、運良く工場内でメンテナンス、機械加工、組み込み、設計、品質管理、生産管理、購買部とものづくりのあらゆる工程を経験。この特異な経験と知識を生かした最適加工および工法により、数々の設計改善・コストダウンを実施してきました。

 製造業における品質、納期、価格改善に効果のあるVA、VE手法には長い歴史がありますが、実際にはこのVA、VEによる効果はあまり出ていないのが現状です。私はこのVA、VEによる品質、納期、価格改善の中でも特にコストダウンに対する要求が昨今非常に多くなってきている事を踏まえて製造メーカー様に於いて継続的にVA、VE活動をおこない、要求仕様を満たし、外観的な面での形状を極力変えずに大幅なコストダウンを計る事が出来る手法をこの機会にお話ししたいと考えています。

 今回はVA、VEの基礎知識から運用面での手法、及び基本的な事例を発表し、演習問題をおこなう事で各メーカー様に於いて応用出来るセミナーに致します。

【プログラム】

Ⅰ.VA、VE、VECの由来について

  ・VA、VEによる品質、納期、価格改善とティアダウンによるコストダウンの違いについて

Ⅱ.VA、VEでコストダウンをおこなう際の数値目標を決める事の重要性について

  ・数値目標を設定する事とVA、VEによりおこなうべき切り込み方向を判断する基準を説明

Ⅲ.VA、VEをおこなう際に心がけるべき事

Ⅳ.VA、VEを成功させる事例と失敗してしまう事例

Ⅴ.要求仕様とVAによる改善との整合性を図る事への手法

Ⅵ.理想的なVA、VE活動の取り組み方

  1.社内VA、VE活動のあり方
  2.社外(協力会社)と社内活動の接点を設ける事によるVA、VE活動によるコストダウン
    ・設計標準を構築する際に協力会社の技術、技能を取り入れて効率的にコストダウンに結びつける方法

Ⅶ.VA、VEの攻略方法

Ⅷ.VA、VEの事例

  1.締め付け方法の違いによるVA、VE
    ・ネジの数は組込工数、部品数量に比例する事を解決させる手法
  2.仕上げ工程を省いて工数削減でコストダウンする事例
  3.一体型→分割型、分割型→一体型形状に変更させて大幅な工数削減でコストダウンする事例
  4.マシニング加工→板金加工へ工程変更で大幅な工数削減でコストダウン
    ・マシニング加工でなければならない点と要求される仕様とを見極めて
設計変更をさせる勘所
  5.難易度の高い加工方法→標準的加工方法への形状変更でコストダウンする事例
    ・ベテラン加工者の高い技術による高工賃より標準作業による通常工賃でコストダウンと品質安定化、納期短縮化の事例
  6.材料の統一化を図ってのコストダウンの事例
    ・材料の統一化により生まれる強度減をカバーする手法の事例紹介
  7.図面の寸法表示の標準化でコストダウンをおこなう方法
  8.要求されている仕様にマッチする材料を最適化してのVA事例

Ⅸ.グループに分かれて受講者による参考事例のVA、VE実施、及び発表(3~4種類)