R&D支援センター
技術者・研究者向けセミナーの紹介
教育・研修の定量評価・分析と効果的な受講者アンケートの設計法
会 場 (株)日本テクノセンター研修室 【東京・新宿区】
日 時 平成22年4月27日(火) 10:30~17:30
【講座の内容】
【受講対象】
・人事部門や人材開発部門、教育研修部門で、人材育成の仕組みづくりや研修の企画を担当している方、研修事務局スタッフなど(業種、業界を問わず)
【予備知識】
・工業高校、高専、大学などの機械工学科卒業程度の機械知識
【習得知識】
・経営理念や経営戦略に対応した、効果的な人材育成の組織・体制づくりとその運営ができる。
・目的にあった教育・研修のアンケート様式の新作・改訂が可能となる。
・教育・研修のアンケート結果について、目的にあった分析・評価・活用が具体的にわかる。
・その結果、より高いレベルの受講者満足が得られるような教育・研修の企画と見直しができる。
【講師の言葉】
世界同時不況から脱しつつあるとの声も聞こえますが、グローバルな競争状況は益々厳しくなる中で、企業経営における人材育成は重要な経営課題であり、教育研修を如何に効果的に推進するかが問われています。
そこで、経営に於ける教育・研修の定量的評価の方法と分析の仕方、及び効果測定の一つの手段である受講者アンケートの設計方法について理解していただきます。
多くの企業や自治体や大学では、教育・研修実施後に受講者アンケートを記入してもらっています。しかし、明確な目的を持って受講者アンケート様式設計をしているか疑問のケースが見受けられます。昔からのアンケート様式を使い、結果をキチンと分析せずに、そしてうまく活用していない場合があります。受講者アンケートの目的は、(1)主催者である企業の立場で効果的な人材育成に活用すること、(2)受講者(=顧客)の立場で、本人の能力向上と自己実現に役立たせることであります。このような視点での目的にあったアンケート様式設計のノウハウ、特に設問の構成、質問文の作り方などを多くの事例を使って詳しく解説致します。また、約300講座、約4500名のアンケートの実例から、具体的な分析・評価、運用と活用のノウハウを解説致します。注目ポイントは人間の行動科学面からみたアンケート記入態度による受講者の感情情報の評価の方法です。また実例を使った評価演習も取り入れて理解促進を図ります。効果的なアンケートを作成し、うまく実施して、分析・評価をすることにより、新規研修企画や見直しに活用すれば、受講者の満足度の高い研修と人材育成につながるものと考えます。
【プログラム】
1.企業における人材育成・人材教育の位置づけ
・最近の企業経営環境と人材育成の動向
2.人材育成体系と教育研修活動
・望ましい人材育成、教育研修体系と課題
3.人材育成・人材教育の評価の考え方
2.教育・研修の効果測定と評価の考え方
2.色々な測定評価の方法
a.受講者アンケートによるリアクション評価(満足度など)
b.試験・キーワード・感想文などによる理解度評価
c.ツリー分析・実作演習などによる技能習得評価
d.ロールプレイング・職場ヒヤリングによる態度変容度評価
e.職場業務の経済的効果評価
3.受講者アンケートをどのように分析し、どのように評価するか(企業における事例研究)
2.研修成果(役立つかどうか)の分析と評価
3.アンケート記入態度と自由意見欄記入結果の評価
4.満足度と理解度のアンケート結果の分析と評価の事例演習
4.効果的な受講者アンケートの様式設計
a.受講者アンケートの目的
b.分野別様式設計と様式の統一性・継続性
2.設問の構成
a.総合評価と細目評価
b.設問の構成と順番
3.質問形式
a.回答選択・定量評価方式
b.オープン質問・自由記載方式
4.定量評価の方法
a.定量評価の段階数と並べ方
b.定量評価の設問方式と表現方法・記入方法
c.定量評価の最大値と最小値の設定
d.定量評価における「中庸」項目の表現方法
5.研修内容に関する評価方法
a.研修内容に関する細目評価
b.研修内容の理解度と満足度の評価
c.研修成果(役立つかどうか)の評価
d.研修講師の評価
6.研修環境とサービスに関する評価方法
7.様式設計のポイント
a.前書きとあとがき
b.記名式か無記名式か
c.調査項目の数と量、用紙の大きさ
d.今後受けたい研修の調査
e.自由意見記入欄の設けたか
f.質問文作成のポイント
8.望ましいアンケート様式事例
9.アンケート設問の演習
5.アンケートの運用と活用
2.運用マニュアルの作成と運用
a.運用マニュアルの作成の重要性
b.用紙の配布と事前アナウンスの重要性
c.運用マニュアルの事例
d.記入時間と回収・管理・フィードバック
3.望ましい活用の方法
a.研修主催者とスタッフの活用
b.研修講師の活用
c.将来のアンケートのあり方
d.アンケート結果の活用の事例