R&D支援センター
技術者・研究者向けセミナーの紹介


固相・拡散接合の接合メカニズムとその応用例



会 場 (株)日本テクノセンター研修室 【東京・新宿区】
日 時 平成22年4月20日(火) 10:30~17:30

【講座の内容】

【受講対象】

・材料加工者及び材料加工に興味のある方。特に接合加工を中心に
(自動車部品、電子機器、電化製品、精密機器関連の製造技術部門の方)

【習得知識】

・接合加工、特に拡散接合をはじめとする固相接合について
・固相接合機構、接合の改善策と各種固相接合法の適用の現状等

【講師の言葉】

 我々の生活は、各種のハイテク製品の恩恵に浴しています。これらハイテク製品は、各種材料の高性能化によるところが多々あります。
 しかし、開発された高性能材料が接合加工できなくては、ハイテク製品を組み立てる事ができません。開発材料と接合加工法がうまくかみ合って、新たなハイテク製品が現れます。
 ハイテク製品の組立には、微細接合、精密接合が必須であり、この接合法として材料を溶融することなく接合する固相接合が重要となって来ます。各種流体素子の組立法としては拡散接合、パワーデバイスの組立では超音波接合などが注目されています。
 ここでは、固相接合の仲間の紹介から始まり、接合機構、接合改善策、応用例と接合部の非破壊評価等について、講演者が科学技術庁金属材料技術研究所(30年間)、新潟大学(13年間)の研究・教育から得た知見を元に、拡散接合を中心にして、固相接合を解説します。

【プログラム】

Ⅰ.金属の加工技術の変遷  

Ⅱ.溶接・接合の位置づけ

Ⅲ.拡散接合の適用例

Ⅳ.今話題の接合方法

Ⅴ.金属を接合するには

Ⅵ.拡散接合装置について

Ⅶ.拡散接合の基礎過程

  1.拡散接合部の面積の増加過程
  2.接合表面皮膜の挙動
  3.接合部の空隙内のガスの挙動
  4.接合面での結晶方位差の影響

Ⅷ.接合の改善策

  1.接合面の清浄化
  2.相対すべり
  3.変態の利用
  4.インサート金属の利用

Ⅸ.変態の影響

Ⅹ.接合条件因子の影響

ⅩⅠ.異種金属の接合

ⅩⅡ.パルス通電接合

ⅩⅢ.非破壊検査