会 場 (株)日本テクノセンター研修室 【東京・新宿区】
日 時 平成22年3月19日(金) 10:30~17:30
【講座の内容】
【予備知識】
理系大学初年生並みの数学、物理学
【修得知識】
超解像の本質が理解できるようになる
【講師の言葉】
これは私の夢と言うべきなのですが、今子供たちの持っているあるいは利用できる顕微鏡というのはナノの世界が見えるわけではなく、せいぜい0.1mm程度の世界しか見ることは出来ません。そういう顕微鏡にちょっと超解像を付加してあげて、それで例えば、数十ナノといった世界をいつでも見ることが出来るようになれば、学者が一杯できて、世界的な研究を子供が達成するかもしれません。 また、現在は電子顕微鏡やX-線顕微鏡でなければ見えないものを光学顕微鏡でリアルタイムに観測できるようになれば素晴らしいですね。あくまでも夢ですが...しかし、現在1~2ナノの世界を光学顕微鏡で「見る」ことに成功していますし、光学顕微鏡の画像をX-線顕微鏡の解像度に匹敵するほど超解像することにも成功しています。決して、実現不可能な夢だとは思いません。
【プログラム】
Ⅰ.はじめに---何故虫眼鏡ではナノの世界が見えないのか?
1.ナノの世界を見る実演
Ⅱ.画像とその劣化
Ⅲ.劣化の復元
1.劣化復元の困難さ
2.結像方程式
3.Bayesの定理
4.劣化復元の基本原理
5.スペクトルの回復と超解像の実現
6.画像拡大による劣化とその復元
Ⅳ.RePure復元の事例
1.ディジタルカメラ画像の超解像
2.光学顕微鏡画像の超解像
3.X-線写真と医療画像の超解像
4.衛星画像の超解像
Ⅴ.微細欠陥検査への応用
1.Abbe結像理論の概観
2.顕微鏡の像形成
3.高次回折光と低NAレンズによる超解像
4.超解像アルゴリズムを利用した装置
Ⅵ.ボケボケ画像の復元とぶれの復元
Ⅶ.まとめのプレゼンテーション
技術者・研究者向けセミナーの紹介