~演習付~
会 場 : (株)日本テクノセンター研修室 【東京・新宿区】
日 時 : 平成22年3月8日(月) 13:00~17:00 、 9日(火) 9:30~16:30
講座の内容】
【受講対象】
・映像、画像、車、医療、交通、教育、娯楽関連などの方
・デジタルサイネージに関わる方
・扱う製品、サービスにさらなる付加価値を加えたい方
【予備知識】
・コンピュータ、ディジタル信号処理の知識があると望ましい
【修得知識】
・画像や音声、映像、音楽をコンピュータで処理する技術
・パターン処理により感情情報を工学的に応用する技術
【講師の言葉】
近年、ロボットや情報機器に、カメラやマイクロフォンといった、人の視覚や聴覚に当たる「感覚器」を搭載するようになった。これは、機器に期待される役割が、単に面倒な仕事を代行することに加えて、人の知能に近い処理を伴う、より高度なものにシフトしてきていることを示している。そのような高度な知能処理の一つに、人の気持ちを察して行動する、というのがある。これは人にとっても容易なことではないが、近年、医療、交通、教育、娯楽といった様々な分野で必要とされている。
本講義では、そういった機器のタスクにおける感情の工学的な機能について述べ、それを、機器にとってセンシングし得るセンサー情報からいかにして認識するか、また、声や表情といったモダリティにおいてどのように合成すべきかを解説する。さらに映画理論を基に、信号のパターンと人の感じ方との関係を整理する。
【プログラム】
Ⅰ.感情とは何か
1.感情研究の歴史
2.機能としての感情
3.感情とパターン
4.感情の工学的扱い
Ⅱ.音声における感情処理
1.音声生成の仕組み
2.音声における感情
3.歌唱における感情
4.感情の認識と合成
Ⅲ.顔表情における感情処理
1.顔表情とは
2.感情に関する画像特徴量
3.統計モデルによる顔画像の表現
4.顔表情のパターン認識
Ⅳ.身体における感情処理
1.身体反応としての感情
2.身体反応の数値化
3.身体反応のフィードバックによる効果
Ⅴ.通信における感情処理
1.映画技法の歴史
2.映画における感情
3.マンガにおける感情
4.感情のプロトコル
5.錯覚と感情
Ⅵ.パターン認識実験の進め方
1.データと処理の管理
2.実験管理システム
3.実験戦略の正攻法
4.研究発表の正攻法
技術者・研究者向けセミナーの紹介