皆様、こんにちは
昨日はお仕事の後で、映画『最強のふたり』を観に行ってきました~
不慮の事故で全身麻痺になってしまった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)のもとで、思いもよらず介護者として雇われたスラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)。年齢や生活環境、趣味や好みなどすべてにおいて異なる世界にいる二人は、互いにぶつかり合いながらも次第にお互いを受け入れ、やがては深い友情で結ばれていくという実話を基にした感動のヒューマン・コメディ。
2011年にフランスで公開されると、国民の3人に1人は観たという空前の大ヒットを記録
今では世界中で絶賛されており、日本は先月から劇場公開されています。公開から1ヶ月が過ぎてるし、雨も降ってるので空いてるかな~と思って行ったのですが。。。
いやいや、レディース・デイということも影響していたかもしれませんが、池袋の映画館はほぼ満席状態
池袋に引っ越してきて以来、初めて観る光景でした
「やっぱりこの映画、話題になってるだけあってスゴイ人気なのね・・・」
何の前情報も得ないままスクリーンで初対面した私は、「おおっ、フランス語!?・・・フランス映画なの??」なんて始めはちょっとビックリしちゃいましたが、どんどん映画の世界に惹きこまれ・・・
声を出して笑いっぱなしなのに、同時に涙もポロポロ
しかもいったん涙腺が緩み始めたら、エンドクレジットが終わるまで涙が止まらず・・・
彼の財産を狙いながらもご機嫌取りばかりする周囲の人間にウンザリしていたフィリップにとっては、少々粗っぽいけど、愛嬌があってお調子者のドリスは、いつも正直にそして表裏なしの直球でぶつかってきてくれるので、心を許せる人にやっと出会えたんだな~と強く感動
不良青年だったのに、どんどんイイ男になっていくし・・・もともと心はとってもキレイなドリスなのです
言葉にしなくてもお互いにお互いを思いやる優しさ、信頼があります
そして二人が出会い変わっていくことで、やがては周りの環境にも素敵な変化が訪れて。
何もかもが相反する二人なのに、誰にも触れられない奥深~いところでガッチリ固く結ばれている絆。
言葉では表現し難い感情が心の底からこみ上げては涙が落ち・・・の連続でした
感傷的な涙ではありませんよ~。何だかとっても愛おしくてたまらないという感情の涙なのでしょうか。
こんなに涙を誘うのは音楽のせい?と思ったぐらいに、全編に流れる音楽もとても良かったです
私たちもいつも素直に正直に思いやりをもって人と接せられたら、どんなに素敵でしょうね~。
この映画に出会えて本当に良かったです
今年映画館で鑑賞した映画No.1の最強作品になったことは間違いありません
一人でも多くの方に観ていただきたい珠玉の1本です
ハリウッドでもすでにリメイクが決定しているとのことですが、この世界観を果たして創れるのでしょうか・・・
でも、大富豪役には、やはりダスティン・ホフマンがいいかな~、なんて