皆様、こんばんは
”美の理想”というテーマに魅かれて、今開催中の『レオナルド・ダ・ヴィンチ』展を鑑賞。
世界各地から集めた日本初公開となるダ・ヴィンチの作品、ダ・ヴィンチと弟子による共作、弟子やレオナルド派と呼ばれる画家たちの作品、ダ・ヴィンチと同時代の画家たちの作品、書籍や資料など約80点が展示されています
今回、日本初来日となる《ほつれ髪の女》やもうひとつの《岩窟の聖母》、《衣紋の習作.》は本当に魅了されました
そしてあの有名な,《モナ・リザ》の絵は、こんなにもパロディ化されていたのか!と驚くほど多くの画家たちが描き遺していたことを初めて知り衝撃的でした
やっぱり本家本元の《モナ・リザ.》が一番素晴らしいな~と思いましたけどね
《裸のモナ・リザ》も日本初公開。
これらの有名な絵画を見るたびに思うのは、描かれている女性はみんな”ふくよか”だということです。この時代の女性は、ふくよかな体型が”美”とされていたのでしょうね
出品作品の約9割が日本初公開となっているようですので、一見の価値があると思いますよ
ダ・ヴィンチの美の概念とは「恒常的な形を有するものではなく、インスピレーション、あるいは自然を観察し、理解し、そして自然と繋がり調和を奏でようとする内なる衝動から生まれるもの」だそうです。
まともな教育を受けず、ほとんどはヴィンチ村の自然から学んで育ったというダ・ヴィンチならではの思想ですよね~
ダ・ヴィンチの美の世界をじっくり堪能できた午後のひとときでした。
たまには芸術に触れてみるのも良いものですね
『レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想』展は、2012年6月10日までBunkamuraザ・ミュージアムにて開催中です。
公式サイトはこちら
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http://davinci2012.jp/index.html