さて、前クールでは久しぶりにいけてたドラマが放送されていたフジの月 9 枠ですが、今クールでは久々に福山雅治さんが帝都大学理工学部の名物准教授・湯川学に扮して主演する 『 ガリレオ 』 が放送されることになり、ツー・クール続けてテレビ・ドラマを視聴しなければならない羽目になってしまいました。
そこで、さっそく第一話 「
ちなみに、初回放送に先立つこと一週間前の 4 月 8 日のお釈迦様の誕生日からは、なんと五夜連続で 『 超常現象ガリレオ事件簿 』 なるスピン・オフ・ドラマまで放送されていた、という事を私は、本編放送後になってはじめて知りましたよ![]()
国民の財産権を侵害すること明々白々なるマスコミと国家権力の複合体によるテレビの地デジ化という暴挙のあとにあっては、 ( まったくではないものの ) ほとんどテレビをみなくなってしまっていたので、ぜんぜん知りませんでした。
まぁ、それはそれとして、前作のラストであれほどまでにお互い ( ってのはガリレオ准教授と内海刑事ね ) の気持ちをはっきりと描いておきながら、今作では大人の事情なのかなんなのかそれはほぼなかった事になっているらしく ( 今回の事件解決後にゲルマをプレゼントしてはいましたが ) 、内海薫役の柴咲コウさんがキャリア・アップのための渡米という設定で降板 ( 初回の今回は引継ぎでゲスト出演していますが… ) し、今作からは新たに帝都大学法学部出身という設定の岸谷美砂 ( 吉高由里子 ) が変人ガリレオ教授の相手役として起用されています ( ちなみに、岸谷さんは、もう少しヘアー・メイクを考えた方が良いような…、少し野暮ったすぎる気がするのはおじさんな私だけでしょうか…… ) 。
それはともかく、以下に初回事件の内容を見てみますと……。
事件の設定は、気功師あがりの新興宗教教団 《 クアイの会 》 の教祖・連崎至光 ( 大沢たかお ) なる人物が、自らが操る “ 送念 ” ( の出演者の方のアクセントが違っているように感じるのは、私が ) によって裏切り者の信者を殺してしまった、というものなのでありますが、その事件の舞台となった新興宗教教団の設定が実に驚くべきものであり、私は驚愕と恐怖の内に打ち震えざるを得なかったのであります。
いえ、教団の設定自体はとくに問題ないのですが、問題なのは教団のシンボルとして描かれていたマークで、それが以下のようなものであります。
そう、これってどこからどう見ても、やっぱり、
どう考えても、
エッ
お若い皆さんはまったくご存知でない
あれですよ、アレ、初老のオッサンがワイシャツにサスペンダー・ズボンなファッションで、信者に手をかざしながら “ ウ~ウォー ” と獣の如き奇声を発して、奇跡を起すという超念力というやつです。
そして、その超念力をシンボル化したものが、……、こちら……。
上の写真の中央に写っているグレーの背広を着た男性が超念力という宇宙エネルギーについて講演する I 某さんで、その後方の壁にかけられているらしい謎の三角形のマークがいわゆる超念力のシンボルであります。
このシンボルは、このマークのシールをただ貼るだけで、医者に見離された病も癒され、車の燃費も上がるという奇跡のマークなのであります ( ただし主宰者発表 ) 。
クアイの会のシンボル・マークって、まんま超念力マークのパクリ…、とは言わないまでも、アレにインスパイアされたものである事は明らかでありましょう。
で、それのどこが (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル なのかというと、実は私事ではあるもののちょうど今、永久保霊学研究の一環として作成していた Private Paper において、この超念力がらみの問題を扱っていたところなのであります ( 当然みなさんはご存知ない事とは思いますが ) 。
それはある体験者のネット上の告白に基づく考察なのですが、この力の正体とその危険性について触れてしまった私の
もしなんらかのルートでそれが外部に漏れでもしたら、彼ら
そう、今まさにセカンド・シーズンの幕が切っておとされた、あのドラマ 『 ガリレオ 』 初回におけるドラマ設定は、闇の異界からの私に対する警告だったのです
ああ、どうしましょう。
せっかく作成したファイルではあるものの、命に代えるわけにはいきません。
……。
そんなドラマ 『 ガリレオ 』 は、毎週月曜午後九時、フジ・テレビ系にて絶賛放映中であります ( 番組のクォリティ的には柴咲さんに残ってもらいたかったですけどね )。
ちなみに、次回のテーマはダウジングという事らしいので、皆さんも予習しておきましょう。