さて、日本仏教の伝統において今週はちょうど 《 お彼岸ウイーク 》 という事で、この時期ばかりは怠惰な日々を過ごしがちな私たち日本の仏教徒も、少しは奮発して偉大なる仏陀釈尊の
という事で、ここのところ
それが、こちら……。
これは鏡さんほどメジャーではないものの、おそらく
一応、オカルト・マニアで魔女関係にも興味をお持ちの方ならば楠瀬啓さんの名前は目にした事があるのではないかとは思いますが、 どうやらこの方はレシュ、アイン ( 各敬称略 ) というお二方の女性の魔女とともに、前回のエントリーでもご紹介した 《 グリーン・ サークル・ジャパン 》 の創設メンバーのお一人でもあったらしく、 『 グリーン・サーキュラー・ジャパン 』 の創刊を前に方向性の違いからグリーン・サークル・ジャパンを脱退されたらしいです ( まるでロック・バンドみたいですけど、ね ) 。
いずれにしろ、そんな魔女の専門家でもある楠瀬さんという方が、魔女の門外漢 ( というのも可笑しな表現ではありますが、そんな方々 ) の為に、魔女とはどんなものなのかという事について B5 版 38 頁にわたってびっしりと書き連ねられているのがこの 『 本物の魔女になるための本 』 というわけであります。
また、巻末には楠瀬さんがお勧めする様々な魔女本が文献案内としてリスト・アップされているのですが、この巻末の文献案内には前々回のエントリー ( はこちら
) において取り上げた鏡リュウジさんの 『
まぁ、この書は完全な門外漢向けに書かれているので、この書を読んだだけですぐに魔女術の実践をというものではまったくないのではありますが、日本の魔女関係者や魔術関係者の一部には蛇蝎の如くに毛嫌いされているらしき RPG ファンやロックンローラー諸氏が現実の世界における魔女業界の実態を知るためには最適の一書と言うことができるかも知れません。
……。
ところで、今回の一連の
そもそも、ただでさえオカルトの中でも魔法関係の業界は危険度が非常に高く、他の業界がらみの場合のようにそうそうお気楽にジョークを飛ばしているのも考えものなわけではありまして、そんなこんなで、奇跡の復活を遂げたといわれるヘイズ中村さんが古今の魔術書について一覧的に解説して紹介した 『 決定版 西洋の魔術書 』 や、あるいは、いよいよアニメ化が決定したとも漏れ聴こえてきている水薙竜さんの 『 ウィッチクラフトワークス 』 などなどと、本当はまだまだご紹介したかったものもあるのではありますが、
私はこれから、私の日常生活にまで侵食してきたこの邪悪な波動を浄化して平穏な日常を取り戻すべくウィーク・エンド・リトリートに入らなければなりません
あぁ、私が今いる部屋の隅にくさったなっとう人間の白い影が……
…… ( 但し、私は