皆さま、こんにちは。

RDクリニック名古屋の比嘉です。



昨日は、シチュエーションによって

日焼け止めを調節するお話をしました。


他には、ご自身が日焼けしやすい肌かどうかを知ることで、

対策も変わってくると思います。



シミ取りレーザーなどを行う美容皮膚科では、

そのかたのスキンタイプ(肌タイプ)を確認されます。



スキンタイプとは、<日焼けをした時の反応の違い>で

タイプ分けがされており、

具体的には以下のようになります。


<日焼けをした時の反応の違い>
スキンタイプI 常に赤くなり、決して皮膚色が濃くならない
スキンタイプII 常に赤くなり、その後少し皮膚色が濃くなる
スキンタイプIII 時々赤くなり、必ず皮膚色が濃くなる
スキンタイプIV 決して赤くならず、必ず皮膚色が濃くなる
スキンタイプV 皮膚色がとても濃い
スキンタイプVI 黒人


スキンタイプⅠは白人、
スキンタイプⅥは黒人、

日本人はⅡ~Ⅳのかたが多いようです。


女性が嫌がる、色黒やシミは、

スキンタイプが高くなるほど起こりやすく、

シミ取りレーザー後の色素沈着にも注意しなければなりません。


私はスキンタイプⅣなので、

シミ取りレーザーはあまり使えません。

ですので、シミにならないよう、頑張るしかないのです。



では、スキンタイプⅡのかたはどうでしょう?

<日焼け>や<シミ>の観点だけで語ると、

スキンタイプⅡのかたは困りにくく、

また、レーザーやフォトでの治療もしやすいので、

ケアもそれほどしなくてよさそうです。



しかし、メラニンが出せないということは、

皮膚を守ることができないので、

ⅠやⅡのかたのほうが、皮膚がんになりやすいとも言われています(TT)



メラニン色素は、美容的には嫌がられますが、

身体にとっては大事な役割をしているのですね。



というわけで、

美容面、健康面の両方を考えた結果、

どのスキンタイプのかたでも

紫外線予防は大事なのです。