中津川市出身の日本画家前田青邨(1885~1977年)の作品15点を並べた展示会が、中津川市苗木の市苗木遠山史料館で開かれている。2月26日まで。
青邨は「洞窟の頼朝」(国指定重要文化財)に代表される歴史画を得意とした。1955(昭和30)年に文化勲章を受章している。
「宇治川の先陣争い」(制作年不詳)は武者が乗る馬の骨格と甲冑(かっちゅう)の緻密な描写が目を引く作品。ふるさとにそびえる恵那山のスケッチや14(大正3)年の再興第1回院展に出品した3部作「湯治場」の下図も並ぶ。同市は青邨の作品の下図を多く所蔵しており、制作の過程を見られると人気が高いという。
出典:岐阜新聞